2018/06/15 11:00

トラウマ度120%!? 毒親ムービー『母という名の女』の怖さ

(C)Lucía Films S. de R.L de C.V. 2017

『父の秘密』(2012年)、『或る終焉』(2015年)のミシェル・フランコ監督が、母と娘の間に横たわる闇を、ミステリータッチで描いた衝撃作『母という名の女』(6月16日より公開)。そこかしこにエロティックな要素をふんだんに取り入れながらも、家族の間の「モラルの崩壊」を、辛辣なアイロニーを込めて描いた、スリリングな本作の見どころを紹介する。

性に対照的な姉妹が織りなす、平穏に見えて奇妙な生活

メキシコの海辺のリゾート地にある豪華な別荘に住む、不器量な姉クララとセクシーな妹のバレリア。映画の冒頭、黙々と姉クララが朝食を作っていると、そのすぐ隣の部屋から17歳の妹バレリアの喘ぎ声が漏れてくる。それだけでも十分異様な雰囲気なのだが、その直後、さらに目を疑うような展開が押し寄せる。同い年のマテオとの性行為を終えたばかりのバレリアが、全裸のまま姉のいるキッチンに恥ずかしげもなく入ってくるのだ。

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他人にふりまわされず、精神的に落着いて過ごせる日。困ってい...もっと見る >