2018/06/16 09:00

コロッケが笑いを封印し、本名で挑んだ『ゆずりは』は、死や人生について考えさせられるヒューマンドラマ

(C)「ゆずりは」製作委員会

ものまねタレント・コロッケが本名の滝川広志名義で葬儀社のベテラン社員を演じる、ヒューマンドラマ『ゆずりは』(6月16日より公開)。さまざまな人の死に方、そしてそれに関わる人々の感情を丁寧に描いた本作から、身近な人の死との向き合い方、ひいては人生について考えてみる。

主人公は“死”に対して感情の起伏を失ってしまった葬儀社の男

滝川が演じる主人公の水島正二は、葬儀中のハプニングにも冷静沈着に対応できる有能さがある一方、“死”に対して無感情になっていた。

自分が子供を授かれない体であることを知って自暴自棄となり、夫婦間に溝ができた中で妻の直子が自殺した過去を持つ水島。状況を見かねた亡き妻の父親が、自身が経営する葬儀社に水島を入社させ、その後、水島は表面的に立ち直ることができた。しかし、“直子の死”と“仕事で接する死”との間で、心はアンバランスになっていた。

そんな中、水島の前に現れたのが、新入社員の高梨歩だ。彼は、葬儀の裏方としての仕事を逸脱してまで遺族の思いに寄り添おうとする。最初こそ水島は高梨の教育係として振り回されるものの、素直に遺族の懐に飛び込んでいく彼に接するうちに、死に対する生身の感情を取り戻し、直子の自殺とも向き合えるようになっていく。

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