2018/07/08 08:00

女人禁制は“作られた歴史”!? 瀬々敬久監督が描く、女相撲一座とアナキスト集団の危険な関係

『菊とギロチン』
7月7日(土)よりテアトル新宿ほかにて全国順次公開
(c)「菊とギロチン」合同製作舎

文=圷 滋夫(あくつ しげお)/Avanti Press

今年の4月4日、京都の舞鶴市で行われた大相撲巡業で、土俵上で倒れた市長の救命処置をしていた女性に対し、行司が「女性は土俵から降りてください」というアナウンスを入れた。それに対する違和感がSNSで伝わり、ワイドショーでも取り上げられると、波紋は大きく広がっていった。日本相撲協会は“土俵は女人禁制”という伝統を考慮しての措置としていたが、問題が重大化した後に謝罪のコメントを発表している。

かつて女相撲が人気を博していた時代があった

この事件に限らず、最近何かと“日本の伝統”が取りざたされることが多いように思うが、伝統を強調することによって何らかの主張を通そうとするやり方には、どこか胡散臭さを感じてしまう。このような主義主張とセットにされた伝統は、実は明治以降に作られた“都合のいい伝統”だということもよくあるからだ。

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