2018/07/07 08:00

これぞ究極の恋愛アプローチ!? 池松壮亮が体現する「好きな女の子の好きな人になりきる」という生き方

『君が君で君だ』
7月7日(土)全国公開(配給:ティ・ジョイ)
(c)2018「君が君で君だ」製作委員会

文=平田真人/Avanti Press

若き映画監督・松居大悟は言う。「好き」の極みは相手との同化だ、と。なるほど、全面的に肯定するわけじゃないけれども、思い当たる節はある。

最新作を観て想う「あれって思春期の俺じゃん!」

中学2年の夏休み、一度も話したことのなかった違うクラスの女子を街中で偶然見かけて、学校でのおとなしめな印象とのギャップにハートを射抜かれた。彼女について知っていたのは、実のところ名前と顔くらい。だから、まずはそれとなく周りの子たちにリサーチをかけた。どんな性格で、どういった趣味や嗜好なのか、思いを寄せているヤツはいるのか。

聞き込んだ結果、愛読しているマンガの主人公にかなり熱を上げていたことがわかる。すかさず、そのマンガを貪り読み、主人公の立ち振る舞いや言動をトレースするようになっていった。そんなふうにして高校1年の秋まで、約3年もの間、一方的に思いを募らせた。今となってはひたすら甘酸っぱく、微笑ましいとさえ思う。だが、当時の自分はかなり本気で、ただただ必死だった。彼女好みの男になりたい──その一心で。

今日の運勢

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社交運のいい日。どんなお誘いにも積極的にのってみよう。友達...もっと見る >