2018/07/19 07:00

アートの価値や意義について改めて問う『バンクシーを盗んだ男』

(C) MARCO PROSERPIO 2018

正体不明のアーティスト、バンクシーがパレスチナの壁に描いた「ロバと兵士」。これが切り出されてオークションに出品されたことに端を発し、アートの意義や価値について問いかけるのが、8月4日より公開となる『バンクシーを盗んだ男』だ。ナレーションはイギー・ポップが務め、パンクのゴッドファーザーによる低音ボイスは、作品が醸し出す猥雑さやエッジ感をより印象深いものにしている。

アートが持つメッセージ性を体現するバンクシー

バンクシーは、ロンドンを中心にゲリラ的に、世界中で政治的なメッセージのこもったグラフィティアートを描き、さらには大英博物館に自身の作品を無許可で展示するなど、芸術テロリストなどとも評される覆面アーティストだ。彼の作品は商業的な価値も高く、オークションでは数千万円以上の価値で落札されることもしばしばある。

そんな彼が、イスラエルとの分断目的でパレスチナ・ベツレヘム地区に作られた全長450キロメートルの壁に描いたひとつが、「ロバと兵士」だ。バンクシーがこの壁に複数のアートを描いたことで、その作品観たさに世界中から観光客が集まり、ひいては中東の火種と呼ばれるこの地域に対する関心も高まった。

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