2018/07/27 07:00

「秘密戦」とは?『沖縄スパイ戦史』が迫る歴史の奥地

(C)2018『沖縄スパイ戦史』製作委員会

毎年、8月が近づくにつれ、各メディアで振り返られるのが太平洋戦争についてだ。ドキュメンタリー映画『沖縄スパイ戦史』(7月21日より公開)もその1本。民間人を含む20万人余りが命をおとした沖縄戦で、これまであまり語られてこなかった「秘密戦」の実相に迫る作品だ。

 ヴェールに包まれてきた「秘密戦」とは?

戦後70年以上たった歴史を、今明らかにすることは難しい。置かれた立場によって証言も食い違い、なにをもって事実と断定するかは難しくなる。本作はそこに懸命に踏み込もうとする。

沖縄の「秘密戦」だが、作品内ではこう触れられている。

「1945年、米軍が上陸し、激戦地となった沖縄で、第32軍・牛島満司令官が降伏する6月23日までの3ヵ月が“表の戦争”とするなら、沖縄本島北部の山々ではゲリラ戦、スパイ戦など“裏の戦争”が続いた」と。

この作戦に動員されたのは、10代半ばの少年たち。彼らを中心にゲリラ部隊「護郷隊」を組織し、指導・教育し、「秘密戦」のスキルを叩きこんだのは、あの「陸軍中野学校」で特殊なスパイ教育を受けた、エリート青年将校たちだったという。作品は「秘密戦」の輪郭を、丹念な取材で浮かび上がらせていく。

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