2018/09/21 07:00

【ネタバレなし】『クワイエット・プレイス』ストーリー&見どころを紹介!

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

音に反応し、人間を襲う“何か”から生き延びろ!

歴代ホラー映画No.1ヒットを記録した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017年)を筆頭に、『ゲットアウト』(2017年)、『ドント・ブリーズ』(2016年)など、近年洋画のホラー作品から次々と大ヒット作が誕生している。そんな中、またしても記録的な大ヒット作が登場。それが9月28日(金)より公開される『クワイエット・プレイス』だ。

荒廃した世界を舞台に、セリフも音楽もほとんどなく、登場人物も少人数で構成された物語は、全編を圧倒的な恐怖と緊張感が支配し、観客をスクリーンにクギ付けにする。この秋、必ず劇場で観るべき傑作ホラーが誕生した!

あらすじ

音に反応して人間を襲う“何か”によって荒廃した世界。そこでは音を立ててしまうと、すぐさま“死”がやってくる。そんな静寂の街で、音が出ないよう、道に砂を敷き詰めて裸足で歩き、静寂と共に暮らしながら何とか生き延びている家族がいた。テレビやラジオも使えないため、彼らは外の世界の状況もわからない。そんな中、妻は出産を目前に控えていて……。

全米でホラー史に残る大ヒットを記録!

 クワイエット・プレイス ストーリー

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

本作は今年4月に全米の約3,500館で公開されると、低予算作品ながら5,000万ドルのオープニング興行成績を叩き出し、並みいるハリウッドの超大作を抑えて初登場No.1を記録。全米だけで興行収入は約1億8,800万ドルを超え、全世界興収も約3億3,000万ドルを突破した(Box Office Mojo調べ)。

各映画批評サイトでも大絶賛され、2018年公開のシリーズ作品などを除いたオリジナル作品としては、文句なしのNo.1ヒットを獲得。その凄まじい臨場感が高評価を得て、作品を観た著名人がSNSなどで絶賛している。

夫婦を演じる2人は実生活でも夫婦!

この尋常ならざるホラー映画の主人公は、両親、娘と息子の4人家族。

妻のエヴリンを演じるのは、『プラダを着た悪魔』(2006年)で注目され、トム・クルーズと共演した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)や、麻薬戦争の闇をリアルに描いた『ボーダーライン』(2015年)の演技も記憶に新しいエミリー・ブラント。今やハリウッドで引く手あまたの女優であり、映画と同じく2児の母の彼女が、初の母親役に挑んでいる。

エミリー・ブラント ジョン・クラシンスキー

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

夫のリーを演じているのは、俳優としてだけでなく、映画監督、脚本家としても活動するジョン・クラシンスキー。本作では家族を守る父親という重要な役どころを演じているが、加えて監督、共同脚本、製作総指揮まで務めているという、まさに本作の最重要人物だ。

そんなジョンとエミリーは、私生活でも実の夫婦。ハリウッドでキャリアを築き結婚した2人だが、同じ作品に関わるのは今回が初めてとなった。

本当の夫婦が演じることのメリット

本作は凄まじい緊張感漂うホラーであると同時に、問題を抱えた家族が苦難を乗り越えていく物語でもある。劇中の登場人物は、ほぼこの家族のみ。音を立てれば殺されるため、会話は手話をはじめ、音を出さない方法を用いているのでセリフもごくわずかしかない。

クワイエット・プレイス あらすじ結末

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

ジョンとエミリーはそんな特殊な作品を撮るにあたって、監督と主演女優としての立場だけでなく、共演者として通常の映画以上に綿密なやり取りが必要だった。しかし、共に暮らす夫婦であることから、撮影現場はもちろん、車中や自宅でくつろいでいる時など、いつでも作品についてディスカッションすることができたという。

さらに、言葉にせずとも理解し合える関係であることが、通常よりも一歩踏み込んだ演出を可能にしただけでなく、夫婦という役どころに大きな信憑性を持たせることに成功した。重要な位置を占める2人が実の夫婦であることが、本作において大きなメリットとなったわけだ。

この映画は絶対に劇場で観なければならない!

クワイエット・プレイス モンスター

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

『クワイエット・プレイス』というタイトルが示すように、本作は“静寂”が大きなポイントである。ホラー映画において、静まり返った状況で鑑賞するのはお約束のようなところもあるが、本作の凄さは、映画の全編にそれが求められていること、そして、そこにちりばめられたアイデアにある。

まず、長女のリーガンは聴覚障がいを持っている。“音を立てれば殺される”という世界の中で、自分が発した音はもちろん、誰かが出した声や音にも気付けない不利なハンデを背負っている。さらに彼女は、ある大きなトラウマが原因で、家族の中で一人疎外感を抱いているのだ。このことは映画の中でも非常に大きなポイントであり、本作をスリル満点のホラーにした要因の一つとなっている。

クワイエット・プレイス 出産

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

そして、妻のエヴリンは、なんとこの状況下で妊娠している。当然、声を出さずに出産を乗り越えることは至難の技であり、誕生した赤ちゃんは大きな声で泣くもの。“本当にこの世界で出産ができるのか?”という点は観客にとって大きな疑問であり、そしてそれは、“最悪の時”にやってくる。これらは子どもを守る親としての最大の責任と、それができないかもしれないという恐怖をうまく組み合わせた秀逸なアイデアと言えるだろう。

クワイエット・プレイス 感想解説レビュー

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

本作は“静寂”がなにより重要な作品なので、おそらく劇中と同様に映画館も静けさで満たされるはず。観客も身動き一つとるのに気を遣う作品なので、ポップコーンを食べるのに、これほど不向きな映画もないだろう!

作品に没頭できる映画館という場所が、まさに最適な視聴環境になることは間違いない。ぜひ劇場で、映画史上最大級の恐怖を味わってほしい。

文=SS-Innovation.LLC

今日の運勢

おひつじ座

全体運

批判精神が旺盛。問題を解決する力は強いけれど、言葉がきつく...もっと見る >