2018/09/20 17:00

若手監督が棚橋弘至にした演技指導とは?『パパはわるものチャンピオン』監督インタビュー

⼈気プロレスラー棚橋弘至さんの初主演映画『パパはわるものチャンピオン』の監督に抜擢され注目が集まる若⼿映画監督の藤村享平さん。⼤学受験勉強の最中に突然映画界に進路を変更。働きながら脚本を書き続ける苦悩の日々を体験しながらもまっすぐに育ててきたピュアな感性がいま輝きを増そうとしています。棚橋さんらとの撮影のエピソードも含め、映画への情熱を語ってもらいました。

絵本との運命的な出会い

©2011Masahiro Itabashi & Hisanori Yoshida. Published by IWASAKI Publishing Co.,Ltd. Printed in Japan.

Q:映画『パパはわるものチャンピオン』の企画には、どのようなきっかけで携わられたのですか?

プロレスラーの方を使った企画があることを聞いて、プロットを書いてみることになりました。プロレス雑誌を出版されている方に取材に伺って「最近プロレスって、どうなんですか」というところから教えてもらい、その過程でプロレスラーの棚橋弘至選⼿が⼩学校の読み聞かせで絵本を読んだという話を聞きまして、それがこの絵本(「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」岩崎書店刊)だったんです。⽗親の仕事を⼦どもが調べたら、ヒールレスラーだったと分かるという設定が⾯⽩いんですけど、何よりこの作品が持っているテーマ性がすごく普遍的だと感じたんです。働くとはどういうことかが書かれているし、⼦どもがお⽗さんの仕事を知ってちょっと⼤⼈に成長するということが短いストーリーの中に詰まっているから魅⼒を感じました。プロレスを知らない僕にも脚本が書けそうだと感じ、映画用のプロットを書いて、その企画書が通ったということなんです。

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