2018/09/21 17:00

【インタビュー】沢尻エリカが語る「食と恋愛」の優越

年齢も職業も恋愛観も人生観もバラバラな8人の女性達。9月21日(金)公開の映画『食べる女』はそんな彼女達が、美味しいものを好きなだけ食べる“女の本音満載の宴”を通して、本当の自分を取り戻していく姿を描いている。

劇中に登場する8人の女性達は、都合のいい女になってしまったり、ぬるい恋愛に物足りなさを感じていたり、別れた夫への想いを断ち切れずにいたりと全員がそれぞれの悩みを抱えている。人生楽しいことばかりじゃない。でも女同士で集まって美味しいものを食べたら元気になれる。

このインタビューは食を通じて本当の自分を取り戻したドドこと小麦田圭子のように、30歳を超えて素直に生きれるようになった沢尻エリカからの渾身のメッセージである。

「昔は天邪鬼だった」沢尻エリカが思う30歳を超えて感じた変化とは

食べる女 沢尻エリカ インタビュー

(C)2018「食べる女」倶楽部

――沢尻さん演じるドドは経済的に自立した女性で、「恋愛に求めるのはトキメキだけ」と結婚に前のめりでない印象でした。ある意味とても現代的で、働く女性の価値観を体現していますが、沢尻さんはこういう恋愛って共感できますか?

すごく共感できますね。劇中に登場する女性のなかではドドの考え方が一番自分と近いと思います。年齢的にもドドと一緒ぐらいだし、30代ってこの先どうするのか女性がもっとも悩む時期じゃないですか。仕事に生きるのか、結婚を考えるのか……全部シビアに思えちゃうんですよね。私もドドと同じで何を取るかとなったら、恋愛よりも自分の気持ちを優先させます。恋愛はたまにトキめくぐらいでいいみたいな(笑)。「わかる! わかる!」と思いながらドドを演じていました。

とくに年齢的なことで言えば30歳って女性のなかで大きなターニングポイントだと思うんです。20代の頃は「とりあえず楽しければいっか!」みたいなときもあったけど、30代に突入するといろいろ現実を見てきた分そうもいかなくなる。必然的に将来のことも深く考えるようになりますしね(笑)。私自身も30代に入って考え方が随分と変わりました。でも、それは悪い意味じゃなくて良い意味で変化したというか。

――沢尻さんは30代に突入してどのような変化を感じましたか?

素直になりました。昔は本当に天邪鬼だったんですけど、年を重ねるにつれて自分の気持ちにストレートに生きられるようになったんです。だから今は毎日がすごく楽。20代の頃は「こうしなきゃいけない!」みたいな変な考え方に縛られていて、自分のことがよく見えていなかった。そんな過去の反省もあってか、最近は仕事もプライベートも楽しくやらせてもらっています(笑)。

食べる女 沢尻エリカ 前田敦子

(C)2018「食べる女」倶楽部

男性も女性も食の趣味が合うのが仲良くなる条件「恋愛よりも食が大事」

――『食べる女』は“食”と“恋愛”が二大テーマでした。沢尻さんの人生の優先順位で“食”と“恋愛”は何番目に当たりますか?

食が一番かな。ご飯は毎日食べなきゃ死んじゃうから食が絶対に1位。その次に大事なのが仕事、恋愛、遊びでこの3つは同列。食が日々のモチベーションに繋がっています。美味しいものってそれだけで活力になりますからね。私のなかで食は本当に大切で、食の趣味が合う人じゃないと男性も女性もプライベートで付き合わないです(笑)。

――劇中では沢尻さんの食べっぷりも素敵でした。

ありがとうございます(笑)。でも、劇中で出された料理はどれも本当に美味しかったので、あれは演技ではなくすべて素の表情なんですよ。50品以上の料理が出てきますが、なかでも一番美味しかったのは手羽先の岩塩焼き。もともと手羽先が大好きなのでリハーサルも含めて何個も食べちゃいました。あと、牛の時雨煮と鯵のサワークリーム和えもおかわりしたくなるぐらい最高の味付けで。現場で私が一番よく食べていたと思います(笑)。

――沢尻さんのスリムな体型からすると、食べるイメージはあまりないので意外ですね。

私、普段からよく食べますよ。お昼にカレーを食べて、おやつにサンドイッチを食べて、夜からバーベキューしてみたいなこともあります。ただ撮影期間中は普段よりも野菜を多く食べるように心がけたりして、バランスの良い食生活を意識していますね。

――プライベートで料理はされますか?

よくします! 家に友達を呼んで手料理を振る舞うのも大好き。得意なメニューは料理人のママの影響もあって地中海系です。地中海風のチキンをクリームソースで煮込んだ料理や、ミストローネなどをよく作ります。でも本作を通じて和食をちゃんと覚えたいなと思いましたね。冷蔵庫にあるもので晩酌のお供になるようなものをちゃちゃっと作れたら素敵じゃないですか。手の込んだ創作料理とかじゃなくて、劇中に登場するようなシンプルだけど誰からも愛される家庭料理が理想です。

30歳を超えて変化した恋愛観「年齢関係なくリードしてくれる、かわいらしい男性が理想」

――劇中ではタナベ(ユースケ・サンタマリア)に手料理を振る舞われて、距離を縮めていきます。沢尻さんご自身も男性に料理で胃袋を掴まれたことはありますか?

それが……今まで料理のできる素敵な男性は一人もいませんでした(笑)。だからタナベみたいに料理ができる人って相当ポイント高いです。タナベがドドのマンションで振る舞ってくれたお魚のしゃぶしゃぶもすごくお気に入り。演技だったからお魚を1枚で我慢したけれど、本当だったら3、4枚くらいいきたかったぐらい(笑)。

食べる女 沢尻エリカ ユースケ・サンタマリア

(C)2018「食べる女」倶楽部

――食を通じて心を寄せ合うドドとタナベの恋模様が素敵でした。沢尻さんが望む理想の恋愛は?

ちゃんと引っ張っていってほしいな。女性ってなんだかんだ男性にはリードしてもらいたいって願望があると思うんです。けどそんな男性がなかなかいなくて……(笑)。

――しかしリードしてほしいとなると必然的に年上の男性に惹かれていきそうですね。

たしかに今までの恋愛は年上の男性ばかりでした。でも、年上の男性と付き合っていても「精神的に幼いな」と自分が想像していた積極的にリードしてもらうような、理想の恋愛と違うと感じてしまうこともけっこうあって。やっぱり女性のほうが精神的に成熟しているんでしょうね。相手がどんなに年上でも時間が経てば自分のほうが大人になっちゃう。やっぱりそこは年齢じゃないんだなって思います。だから包容力があれば年下でもOK。

30歳を超えてやっと恋愛に年齢は関係ないと思えるようになりました。昔は彼の好みに合わせて背伸びとかもしていたけれど、もうそういうのはしないですね。今のほうが恋愛面でも素直な自分でいれている気がします。

――沢尻さんから読者に恋愛のエールをお願いします!

私がアドバイスしていいのかな(笑)。本当に好きだったら当たって砕けろ精神で失敗してもいいと私は思います。恋愛に正解なんてないし、無理に型にはまる必要なんてないんだよって。心の声に素直になって自分なりの幸せを掴んでください!

(取材・文/近藤加奈子)

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