2018/11/03 11:00

池松壮亮、怒涛の「第2章」が始まった

(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

今年28歳になった俳優・池松壮亮。筆者は、かつて彼のことを「名人」と形容したことがある。池松は紛れもなく現代日本映画を代表する俳優のひとりだ。『ラストサムライ』(2003年)から15年の歩みは、主演、助演というカテゴライズを無効にする吸引力で、映画を映画として活性化してきた。

極論を言えば、池松壮亮がそこにいれば、映画は「映画に成る」のである。どのようなキャラクターであろうと、どのようなポジションであろうと、それは変わらない。そのポテンシャルは、既に上限に達しているかに思えた。だから「名人」の一語がふさわしいと考えた。

だが、最新主演作『斬、』(11月24日より公開)で彼は、驚くべき新次元にキャリアを移行していた。

(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

池松が演じた浪人の「おののき」

『斬、』は、塚本晋也監督が池松を念頭に置いてオリジナル脚本を書き下ろした時代劇である。つまり、塚本監督が池松という俳優の存在感からイメージし、インスパイアされたものが根底にある。そして、そこにはとてつもなくハード、いや、ハードコアな主題が埋め込まれている。

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