2018/11/20 05:00

福島第一原発事故を描く『Fukushima 50』制作決定!主演は佐藤浩市、共演に渡辺謙

右から主演の佐藤浩市、共演の渡辺謙

東日本大震災時の福島第一原発事故を描く映画『Fukushima 50』(読み:フクシマフィフティ)の制作が発表され、主演を佐藤浩市、共演に渡辺謙、監督を若松節朗がつとめることが明らかとなった。

現場で戦い続けた者たちの知られざる物語

2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震が発生。全てが想定外の大地震が引き起こした太平洋からの巨大津波は福島第一原子力発電所を襲う。全ての電源を失ったことで原子炉の冷却が不可能となり、原子炉建屋は次々に水素爆発を起こし、最悪の事態メルトダウンの時が迫りつつあった。1・2号機当直長の伊崎(佐藤浩市)は次々に起こる不測の事態に対して第一線で厳しい決断を迫られる。所長の吉田(渡辺謙)は現場の指揮を執りつつ、状況を把握していない本社とのやり取りに奔走。緊急出動する自衛隊、そして“トモダチ作戦”の発動とともに米軍もついに動く。福島第一を放棄した場合、避難半径は250km、対象人口は5,000万人―その中で現場に残り続けた約50人の作業員を、海外メディアは“Fukushima 50”と呼んだ――

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発

「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」書影/角川文庫刊

原作は、90人以上の関係者の取材をもとに綴られた門田隆将のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」。東日本大震災から7年、未曾有の大事故となった福島第一原発事故の現場で何が起きていたのかを描く。映画のタイトルにもなっている「Fukushima 50」とは、東日本大震災による福島第一原発の深刻な事故発生以降も現場に残り続けた約50名の作業員のこと。英BBC、英ガーディアン紙、米ABCなど欧米メディアが一斉にこの呼称を使用し、広まることとなった。

Fukushima 50 キャスト

主演は佐藤浩市。地元・福島出身で現場を指揮する熱血漢で、福島第一原発1・2号機当直長だった伊崎利夫役を演じる。そして、同い年の部下・伊崎とこれまで一心同体でやって来たエリート、福島第一原発所長の吉田昌郎役を渡辺謙が演じる。メガホンをとるのは『沈まぬ太陽』(2009年)で第33回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、社会派・骨太な作風に定評のある若松節朗監督。脚本はNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の前川洋一。

劇場用映画では、佐藤と渡辺は『許されざる者』(2013年)以来の共演、佐藤と若松監督は『空母いぶき』(2019年公開)に続くタッグ、渡辺と若松監督は『沈まぬ太陽』以来のタッグとなる。クランクインは2018年11月末、クランクアップは2019年1月末で、公開は2020年予定。

今回の発表にあわせて、佐藤浩市、渡辺謙ならびに若松節朗監督からのコメントがdmenu映画に到着している。

佐藤浩市/福島第一原発1・2号機当直 伊崎利夫役

忘れる事で前に進む、失敗をしても何度もトライをする、それは生き物の中で人間だけが出来ることです。しかし絶対に忘れてはいけない、繰り返してはいけない事があります。あの日あの時どういう状況に我々が、日本があったのか?その事を思い出し、明日のそして後世の為の映画を若松監督、渡辺謙さん達と一緒に確認をしながら作りたいと思います。

渡辺謙/福島第一原発所長 吉田昌郎役

『許されざる者』の撮影中、浩市くんに映画100本目の時はどんな役でも参加するよと、約束してました。でも、気軽に参加する作品ではありませんでした。今もなお苦しみの続く福島の方々の思いを受け止めながら『沈まぬ太陽』以来の若松監督、そして浩市くん、素晴らしいキャストと共に緊迫感溢れる画を積み重ねていきたいと思っています。ご期待下さい。

※佐藤浩市は本作にて映画出演本数106本目 2018年11月20日現在

若松節朗監督

2011年3月11日から15日にかけての福島第一原発を襲った事故は国内だけではなく世界の人々をも震撼させた。穏やかな海は荒れ狂う大津波となって原子力発電所の命綱である全ての電源を奪ってしまった。この映画は家族や生まれ育った町や村を守る為に命を賭して未曾有の危機に挑んだ人々の話です。あの時、現場にいた者しか知り得ない真実を描いて行こうと思っています。スタッフ、キャスト一同全力で準備を進めています。沢山の方に注目して頂ける映画になる様、強い覚悟で臨みます。

 

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