2018/11/21 15:00

ジャッキー・チェンのガチ勢が語る!ジャッキーとトム・クルーズの共通点

『ポリス・ストーリー/REBORN』11月23日(金・祝)TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー(C)2017 HEYI PICTURES CO., LTD., PERFECT VILLAGE ENTERTAINMENT HK LIMITED, DADI CENTURY (BEIJING)CO., LTD., MANGO ENTERTAINMENT, CHEERFUL LAND PICTURES CO., LTD., YOUKU PICTURES (HK) CO., LIMITED ALL RIGHTS RESERVED

ジャッキー・チェンが製作総指揮・主演をつとめる『ポリス・ストーリー/REBORN』が、11月23日より全国ロードショーとなる。本作は、1985年公開の『ポリス・ストーリー/香港国際警察』から続くポリス・アクション・シリーズの最新作。これまで以上に過激なアクションに、お馴染みの主題歌「英雄故事」を新録するなど、ジャッキーの本作にかける本気度が伺える。

ジャッキー・チェンといえば、日本でも大人気のアクションスター。日本にも多くのファンがいるが、その中でも特にガチ勢=熱狂的なファンとして、日本から見守り続けているのが、ゴリラとポリゴン太の2人からなるジャッキー・チェン啓蒙ユニット「スクール・オブ・ジャッキー」だ。彼らはジャッキーの歴史を知り尽くし愛に満ちた動画をFacebookに投稿、さらにはラジオ出演やイベント司会など、日本のジャッキーファンの中で知る人ぞ知るユニットである。彼らに、いまアクション映画ファンの間で話題の「トム・クルーズのジャッキー化」について語ってもらった。

ジャッキー啓蒙ユニット「スクール・オブ・ジャッキー」

スクール・オブ・ジャッキー

「スクール・オブ・ジャッキー」左からゴリラ、ポリゴン太

ジャッキーを“やりすぎちゃう近所の兄貴みたいな存在”と語るスクール・オブ・ジャッキーの2人。本作を一足先に観た感想を「ビルの先っぽで高所バトル(誰か止めて)に椅子バトルなどなど往年スタイルも満載。相変わらず愛すべき過剰娯楽映画野郎ジャッキー・チェン健在の一本でした」と語る。

ジャッキーと同様に、今や世界を代表するアクション映画のスターといえば、トム・クルーズ。今年夏に公開された『ミッション・インポッシブル/フォールアウト』の撮影時にスタントなしのアクションで怪我をした際「トム・クルーズのジャッキー化が止まらない!」と話題となった。スタントマンに頼らずみずから危険なアクションシーンに挑む、ハリウッドスタートム・クルーズとアジアのスタージャッキー・チェン。果たしてトムはジャッキーをどう思っているのか? 中国で答えたインタビューも交えて、スクール・オブ・ジャッキーの2人にディープに語っていただいた。

ジャッキーとトム・クルーズの似ている&違うポイントは?

ポリゴン太:まずざっくりと、昔のジャッキーがやっていたことを今の技術でトム風にしてるし、ド派手でお金かかってますよね(笑)。ただ、ジャッキーとは似て非なる存在だと思ってます。昔のジャッキーを観るとお金ないなりにアイデアで工夫して作ってますが、そこも違うポイントです。あと、ジャッキーは三枚目だけど、トム・クルーズは二枚目ですね(笑)。

※注:ポリゴン太は今回のインタビューの前に『ミッション・インポッシブル』シリーズを初鑑賞

ゴリラ:今トムがやって比べられているアクションはジャッキーがまだハリウッドで認められる前の作品ばっかりで、その時のジャッキーはお金もないし、もちろん比べると見た目にリッチさはないですよね。しょうがないですけど、2人のどっちが映像で素晴らしいことをできてるかっていうとトム・クルーズだと思いますね。それは技術もノウハウも進んでいるからしょうがないですよね。トムが自分でアクションをし始めたのは『ミッション:インポッシブル』(1996年)からだよね。あの水槽を爆発するシーン。今のトムからしたらだいぶ地味だけど(笑)。すでに有名なハリウッドスターがあれをするのはプロデューサー権を持っていたからこそですよね。

ポリゴン太:俺の中でトムはずっとオシャレ俳優だったからびっくりだったわ。

ゴリラ:トムがアクションに比重を置き始めたのは『ミッション:インポッシブル3』(2006年)で、J・J・エイブラムスと組み始めてからですよね。夏に公開した『ミッション・インポッシブル/フォールアウト』はもうジャッキーアクションなしじゃ語れないですよね。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)のブルジュ・ハリファ(ドバイ)にくっついたとこから、あれってなってましたけど! これジャッキー映画で観たことあるぞ、、ってね!(笑)

ポリゴン太:『ミッション:インポッシブル3』のガラス張りのビルを滑り落ちるシーンもジャッキーの『Who Am I?』(1998年)だしね(笑)。

ゴリラ:もう逃れようがない、、。それに『ミッション・インポッシブル/フォールアウト』のアクションシーンは脚本が大筋しかなかったらしくて、、

ポリゴン太:え、、、まさかそこ香港映画スタイル?

ゴリラ:そこもジャッキーによせてきた!(笑)アクション突き詰めるとそのスタイルの方が良いのかもしれませんね。

2人の違いとして、トムは国家のスパイみたいなスター、ジャッキーは警察官みたいな街で働く庶民って感じですよね。トムはやっぱり庶民を演じるには違和感があるんですよね。でもトムはジャッキーをやりたいと思うんですよ。そこで足りないのがおちゃらけた演技。『ミッション:インポッシブル3』から出てくるサイモン・ペッグ演じるベンジーって『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』から急にシーンが増えますよね。ジャッキーのアクションコメディーのコメディ部分をサイモンが演じているんですよね。最近のジャッキーも同じ事が起きていて、貫禄があり過ぎてコメディやり辛いと思うんですよ。だから今回『ポリス・ストーリー/REBORN』ではショウ・ルオがサイモンの役回りになってますよね。

そして僕が思う2人のそのほかの違いは、NGシーンの有無かなと。これは映画評論家の方が言っていたと思いますが、トムはハリウッドの“夢工場”の人だから絶対裏側は見せない。でもジャッキーはこうなってたんだよって見せてさらに観客を楽しませる。それは2人のスタイルの大きな違いだと思いますね。

そういや『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年)を映画館で観た時にトムに感動したことがあって、おなじみの曲流れてトムが飛行機にしがみついた時、観客が「お〜」となったのを感じて。それは『ポリス・ストーリー/香港国際警察』を昔に観た時の感覚と同じですごく嬉しかったですね。あんな興奮はもう映画館で感じられないと思ってましたよ。トムにもはやジャッキーを後継すると言ってほしい!

ポリゴン太:後継するって言ってもトム50歳過ぎてるけど(笑)。またすぐに次をみつけなきゃ!

ゴリラ:『プロジェクトA』(1983年)をテレビで放送する時に淀川長治さんが「さあ、あの興奮が味わえますよ」って往年の映画ファンへ向けて、喜劇王たちを彷彿させると言っていたのを思い出しましたね。それはジャッキーがハリウッドに出てきた時にもアクションファンに同じような興奮を与えたし、今、トムによって日本のジャッキー世代にも同じ感覚が劇場で生まれているんじゃないですかね。

ポリゴン太:そういう伝説は巡ってますね!

トムはジャッキーを意識しているのか?

ゴリラ:やっぱりトムはジャッキーを意識しているところがあって、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で中国に行ったときにインタビューに答えていて「ジャッキー・チェンは天才だと思っている。彼は映画というものがどんなものかを理解しているし、彼の作品は本当に素晴らしい。ジャッキーが成し遂げた事、映画にもたらしたものはかけがえのないものだと思う。とてもユニークだし、すごい映画人だ。僕とジャッキーとは、少なからず同じ部分があると感じているよ。観客に届けたい思いが同じだと思うな。例えば、俳優、制作、物語の語り手、そしてスタントと、あらゆる分野で、僕が観客にエンターテイメントを届けているところとかね!そして僕がこの先挑戦することを彼はすべて持ち合わせているんだ」と答えていて、トムは自分がしたいことをジャッキーがすでにやっていることをわかっているんだよね。それを超えるっていうのはやっぱり興奮度でだと思うんだけどね。

ポリゴン太:実は初めて『ミッション:インポッシブル』シリーズを観たけど、とにかく派手なアクションでお腹がいっぱい。久しぶりにジャッキー映画を観ているようなワクワク感が味わえた。

ゴリラ:「気持ちいー!」ってね。

ポリゴン太:それをトムが50歳過ぎてやっているのもまたすごい。80年代から日本で人気のある2人が、もう高齢者と言われる年齢なのに身体はって切磋琢磨しているのは面白い現象ですよ。

ゴリラ:あと、2人の共通の良い持ち味は映画が明るいって言うことだね。観終わった後にすっきりする感じで。ジャッキーは色んな作品あるけど、それは一貫しているね。

アクションはツールだったと思う

Q.究極の質問「トムとジャッキーどちらが強い?」

ポリゴン太:トム・クルーズかな。色んなガジェット持ってるから! 遠隔操作で攻撃してきそう。

ゴリラ:戦うスタイルとして、トムは相手を攻撃するけどジャッキーは相手から逃げる。2人が戦ったら勝負にはトムが勝つんだけど、ジャッキーが逃げ切るっていう構図になると思う。『フレディ VS ジェイソン』(2003年)みたいな。あれもいい決着だったな。最後にトムが「ミッションクリア」って言ってジャッキー「はあああ」って(手が熱い時のポーズして)終る。

ポリゴン太:それ観たい!!!

Q.今後のジャッキーに求めることは?

ポリゴン太:俺は『ナミヤ雑貨店の奇蹟 -再生―』(現在公開中)とか『ベスト・キッド』(2010年)がよかったので、年相応な落ちついた演技が観たいな。

ゴリラ:個人的にジャッキーのアクションのないコメディが好きなんです。『プロジェクトA2/史上最大の標的』(1987年)のそこで居合わせちゃダメな人達のシチュエーションコメデイみたいな喜劇がすごく上手いので、原点回帰した作品を観てみたいなと。あと昔妄想していたのは志村けんと共演してほしい!(笑)今の色んな要素が付随する前のジャッキーが純粋に作りたかったものをもう一度今のジャッキーでやってみてほしい。アクションはツールだったと思うんです。目的は人を笑わせたいっていう思いなんですよね。

Q.ジャッキーはアクションなしでも愛せる?

2人:愛せます! 愛せます!

ポリス・ストーリー/REBORN ポスター

『ポリス・ストーリー/REBORN』は、11月23日(金・祝)より、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー。



【関連ニュース】

今日の運勢

おひつじ座

全体運

人当たりはとてもいいが、こうと決めたら絶対やり抜く意志があ...もっと見る >