2018/12/30 11:00

【ヒット予測】2019年は「アメコミ・ヒーロー映画」大漁&大豊作

Don Arnold/GettyImages

2018年の日本のアメコミ・ヒーロー映画界は『キングスマン:ゴールデンサークル』から始まり『ヴェノム』で締める、という1年でした。『ニンジャバットマン』含め7本のアメコミ・ヒーロー映画が公開されましたね。(『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』はフランス漫画=バンド・デシネなのでアメコミではないのです笑)

どれも素晴らしい作品ばかりでしたが、2019年も今年以上に盛り上がりそうです。

DCは新ヒーローに、最強ヴィランと大漁

2019年はなんといってもDCヒーロー映画が続々公開されること。2018年はアニメ映画『ニンジャバットマン』のみでしたが、海のヒーロー『アクアマン』(2019年2月8日公開)、魔法ヒーロー『シャザム!(仮!)』(2019年4月19日公開)、そして最凶ヴィラン『ジョーカー(原題)』(2019年10月全米公開)です。

興味深いのは、DCといえばスーパーマンかバットマン(最近ではワンダーウーマン)が“顔”だったのに。2019年は日本でまだあまりなじみのないヒーローたちが主役をはっていることです。逆にいえばだからこそ、予備知識とか先入観なしに楽しめそう。

『アクアマン』は、アクア=水の名のとおり“海のヒーロー”であり、海底王国アトランティスの王族の血をひく男。一足先に観させていただいたのですが、ヒーローアクション物としても痛快だし、なによりも彼のもう一つの故郷である海底世界の描写が本当にファンタスティック! さらに彼の母親役がニコール・キッドマン、そのパートナー役がアンバー・ハードで彼女たちが鱗のある海底人ルックで本当に美しい! ありとあらゆる娯楽映画の魅力をもりこんだエンタテインメントに仕上がっています。

Roy Rochlin/GettyImages

一方『シャザム!(仮!)』は少年が魔法のコトバを唱えると、スーパーマンとMr.インクレディブルを足したようなヒーローになる、という作品。ファンタスティックなヒーロー物であると同時に、例えば僕らの世代が好きだった『グーニーズ』のようないいジュブナイルになりそうです。

Albert L. Ortega/GettyImages

DCは『ダークナイト』三部作が強すぎて(素晴らしすぎて)、“重く・暗い”という魅力がありましたが、“明るく・楽しい”DC映画のはじまりを感じます。ただその“重く・暗い”部分を、R指定映画にもなると言われている『ジョーカー(原題)』が担うのでしょうか?

マーベルは新たなアベンジャーズの予感?

DCが“はじまり”なら、集大成となりそうなのがマーベル・シネマティック・ユニバース! なんといってもあの衝撃作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)の続きとなる『アベンジャーズ/エンドゲーム(原題)』(2019年4月26日公開)ですね。サノスによって、全宇宙の生命が半分になってしまった世界をもとに戻そうと生き残ったアベンジャーズたちが立ち上がる話になります。

Jesse Grant/GettyImages

興味深いのは、このエンドゲームというタイトルなのですが“終盤”とか“大詰め”の意味。これは『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』でドクター・ストレンジが消滅間際に言った「We're in the End Game Now」(日本語字幕では「後がなくなったな」と和訳)につながっています。

ドクター・ストレンジは、「この戦いに勝つ方法は1つだけある」とも言っていました。ドクター・ストレンジを想起させるコトバをタイトルに持ってくるということは、その“1つだけある”に挑むという物語になるのでしょうか?

なお同作の予告に、ジェレミー・レナー演じるクリントが出てきますが、いつものホークアイの姿ではなく新たなコスチュームに。クリントはコミックでも“ローニン”というキャラになるので、今回はローニンでしょう。

『アベンジャーズ/エンドゲーム(原題)』をはさむ形で、銀河最強のヒーロー女子『キャプテン・マーベル』(2019年3月15日公開)、スパイダーマンことピーターが修学旅行(!?)先のロンドンで活躍する『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年7月全米公開)が公開されます。

Rebeca Figueiredo Amorim/GettyImages

前者はアベンジャーズが生まれる前の1990年代が舞台、後者は『アベンジャーズ/エンドゲーム(原題)』の後の世界が舞台と言われていますが、両作品にサミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーが登場というのも意味深です。なぜなら『アイアンマン』(2008年)でニック・フューリーが登場し、アベンジャーズ結成へとつながったわけです。ニック・フューリーが登場するということは、新たなアベンジャーズ誕生につながるのか?

個人的には『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のヴィランが、コミックでは人気の怪盗ミステリオであり、ジェイク・ギレンホールが演じるということ。ジェイク・ギレンホールは一時期、『スパイダーマン2』(2004年)でトビー・マグワイヤに代わってスパイダーマンを演じるとの噂があったのです。因縁を感じます。

そのほかアメコミ・ヒーローが大豊作

集大成といえばジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスらによる『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019年6月公開予定)。今後X-MEN映画を作る20世紀フォックスはディズニー傘下になるので、20世紀フォックス版X-MENの見納めでしょうか? 本作ではX-MEN初の宇宙のシーンが登場しそうです。

マーベル、DC以外ではリブート版『ヘルボーイ』の『ヘルボーイ:ライズ・オブ・ザ・ブラッドクイーン(原題)』、および『メン・イン・ブラック インターナショナル(原題)』も公開が控えています! 2019年もアメコミ・ヒーローたちがスクリーンで大活躍しますよ!

(文・杉山すぴ豊)



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