2019/01/30 06:30

今さら聞けない『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを一挙振り返り!

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ディズニーランドの人気アトラクション「カリブの海賊」をモチーフに実写化された映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。ジョニー・デップの代名詞とも言える、エキセントリックな孤高の海賊キャプテン・ジャック・スパロウを輩出した本シリーズは、2003年の第1作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』から始まり、2017年の最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』までの14年間で5本の映画が製作された。

公開ペースは早くないものの、アトラクションの世界観を拡大し細部まで作り込まれた美術セットや、圧倒的なスケールで描かれる海戦アクション、そして一癖も二癖もあるキャラクターたちに魅了された人々が劇場に足を運び、海賊映画はヒットしないと言われていた業界のジンクスを覆して全世界で大ヒットを記録した。

ディズニーが誇る大人気シリーズを、改めて振り返ってみよう。

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ジャック・スパロウ伝説はここから始まった

記念すべき第1作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』では、呪いによって不死となった海賊ヘクター・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)と、彼にすべてを奪われた孤高の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の因縁の対決を軸に物語が展開する。

ある日、海賊の呪いを解くカギ「黄金のメダル」を持つ海軍総督の娘エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)が誘拐されてしまう。彼女に恋心を抱く幼馴染みの鍛冶屋ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)は、一匹狼の海賊ジャックに協力を仰ぐが、様々なトラブルに巻き込まれ……。

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1作目は、人物紹介やシリーズの土台となる部分を構築するための重要な作品だ。シリーズの重要人物がほぼ全員登場するので、「すべて観る時間がない!」という人も、本作だけは観ることを強くオススメする。

ちなみに本作は、子どもも楽しめるディズニーパークのアトラクション「カリブの海賊」をモチーフにした作品だが、海賊たちの荒っぽい言葉遣いや、呪いで朽ち果てた姿になった海賊たちの映像表現、若干のホラー演出などが影響し、ディズニー映画では初めてPG13指定作品となった。

前後編の大ボリュームで描かれる3部作の完結編

大ヒットを受けて製作された第2作『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006年)と、第3作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007年)は、同時に製作された地続きの連作仕様だ。

ジャックは13年前に幽霊船フライング・ダッチマン号の船長で、深海の悪霊デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)と交わした「血の契約」の期間が終わりに近づいていたことを知り、永遠の労役に服すという地獄から逃れるため、ジョーンズの弱点となる「死者の宝箱」を追い始める。そこに、世界制覇を目論む東インド貿易会社のベケット卿(トム・ホランダー)が参戦し、ジャックは絶体絶命の窮地に立たされる。

この2者に対抗するには、中国海賊の長サオ・フェン(チョウ・ユンファ)をはじめとする9人の“伝説の海賊”の招集が不可欠。エリザベスとウィル、バルボッサたちは、海賊史上最大規模の大決戦に突入していく。

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当初は3部作で完結する予定だったため、シリーズを締めくくる3作目の総製作費はハリウッド史上最高額の約3億4000万ドルという前代未聞の予算が組まれたことでも話題に。クライマックスの海戦シーンを撮るにあたってスタジオに実寸大の海賊船が2隻作られ、嵐の中で戦う海賊たちの姿が大迫力で捉えられた。

2作同時進行で作られたため、CG合成も膨大な量となり、VFXを担当したILM社(Industrial Light & Magic)は、スタッフ総出で作業にあたったという。

キャストを入れ替えた心機一転の第4作

前作から4年後に公開されたシリーズ第4作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011年)は、ジャックが過去に愛した女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)と共に、永遠の命をもたらす伝説の泉を探す物語が描かれる。

史上最恐の海賊と名高い“黒ひげ”(イアン・マクシェーン)や、イギリス海軍に寝返ったバルボッサもレースに参戦。それぞれの野望と思惑が渦巻く中、禁断の秘宝「生命の泉」を巡る戦いが幕を開ける。

目玉はなんといっても、1700年頃に実在したイギリスの海賊“黒ひげ”エドワード・ティーチの登場だろう。その名に聞き覚えがある人もいると思うが、漫画『ONE PIECE』に登場する白ひげや黒ひげなど、様々なメディアで登場する海賊たちの元ネタとなった人物。アトラクション「カリブの海賊」でガリオン船の上から鉄砲を撃っていた黒ひげが、ようやく映画に合流したというわけだ。

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本作では、これまでメインキャラクターだったキーラ・ナイトレイやオーランド・ブルームは登場せず、監督も3部作を作り上げたゴア・ヴァービンスキーからロブ・マーシャルにバトンタッチ。作品のトーンもこれまでとは少し変化し、番外編として捉えるファンも少なくない。

ちなみに、アンジェリカを演じたペネロペ・クルスは撮影中妊娠しており、途中お腹の膨らみが目立ってきたため、アップ以外は瓜二つの妹が後ろ姿で代役を務めている。

ジャックの過去が明かされる第5作は懐かしの顔ぶれがカムバック!

現状のシリーズ最新作となる5作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年)は、第3作「ワールド・エンド」の続きの物語が展開し、これまで断片的にしか明かされていなかったジャックの青年時代が描かれる。

ジャックの過去を知る最恐の敵で、海の地獄「魔の三角海域」に幽閉されていた“海の死神”サラザール(ハビエル・バルデム)が解き放たれ、次々と海賊船を沈めながらジャックを執拗に追い回す。

かつて、ジャックと冒険を共にしたウィルや、その息子のヘンリー、女性天文学者のカリーナ、宿敵バルボッサらは、サラザール呪いを解く伝説の秘宝“ポセイドンの槍”を手に入れるべく大海原を奔走する。

本シリーズのエンドロール後には、必ず次回作へと繋がるおまけ映像が挿入されているのだが、本作でもそれは健在。過去に登場した“あの人物”の影がスクリーンに映し出され、ファンの期待を煽った。また、キーラやオーランドも顔見せ程度だったものの、再び本作にカムバックしているのも注目ポイントだ。

映画だけじゃない!ゲームでもジャック・スパロウは大活躍!

歴史の長いコンテンツだけあって、メディアミックスにも抜かりがない本シリーズ。ビデオゲームと相性が良く、これまで数多くのタイトルがリリースされている。中でもアクションゲームは数多く開発されており、映画のキャラクターを動かす爽快感のあるプレーが楽しめるので、こちらも楽しんでみてはいかがだろうか。

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第1作公開当時、まだまだ玄人好みの俳優だったジョニー・デップを一躍スターダムにのし上げた『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。映画オリジナルのキャラクターであったジャック・スパロウもディズニーを代表する世界共通の人気キャラクターとして定着し、今では原作となったアトラクションに逆輸入され、ジャック目当てに訪れる人が後を絶たない。

まだ映画未体験の人は、是非とも一度本シリーズに触れて、「カリブの海賊」たちの偉大なる冒険を楽しんでほしい!

文=SS-Innovation.LLC

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