2019/02/18 06:30

GACKTが「実写化作品」にハマりすぎるワケ

(C)2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会

累計発行部数69万部超、近年になって“埼玉ディス”漫画として話題を集めている『翔んで埼玉』が、作品発表から30年の時を経て実写映画化され、2月22日から公開される。

同作でアメリカ帰りの転校生(実は埼玉県人)である麻実麗(あさみれい)を演じるのはGACKT。実年齢とかけ離れた高校3年生という役柄だが、映画化に際してのキャスティング会議では原作者も含めて満場一致の支持を得たという。役者としてのGACKTの魅力に迫る。

コミックから飛び出したかのような独特のヴィジュアルが大ハマリ!

(C)2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会

GACKT扮する麗は、中世の貴族を思わせる煌びやかな衣装に身を包み、紫がかった長髪をたなびかせる姿が様になっており、中性的な美しさを漂わせている。『パタリロ』を始め、原作者・魔夜峰央の作品には浮世離れした美青年が数多く登場するが、まさにGACKTはコミックから飛び出したかのようなヴィジュアルだ。

「二次元から出てきたような」と評されるほどに整った容姿を持つイケメン俳優は少なくないが、GACKTのように容姿の美しさに加えて、ある意味で「ネタ感」にも振れる強烈なヴィジュアルを持つキャラクターは貴重であり、だからこそ『翔んで埼玉』のスタッフも満場一致で納得したのだろう。

さらに、GACKTは私生活もミステリアス。2017年4月16日放送のバラエティ番組「人生で大事なことは○○から学んだ」(テレビ朝日系)でGACKTのプライベートに密着した際には、5年前から住んでいるマレーシアの豪邸を公開。その敷地は1,700平方メートルを誇り、内装は高級リゾートホテルのような豪華さで、ジムさながらのプールも完備している。

また2016年3月29日に出演した「火曜サプライズ」(日本テレビ系)では、過去にスノーボードをうまくなりたいがために山を衝動買いしたことも明かしている。このような豪快さもGACKTの個性を際立たせる一因になっているといえそうだ。

大好物だった米を20年以上口にしない…肉体作りはストイック

人間離れした端正なルックスだけでなく、屈強な肉体をキープするためにトレーニングは欠かさず、食事は1日1食。米やパン、麺類などの炭水化物は摂らず、野菜、魚、肉が中心の食生活を送っているという。実は米は大好物だったそうだが、もう20年以上も口にしていないとのことで彼のストイックさがうかがえる。

GACKTは日本刀、跆拳道、空手、ボクシング、アクロバット、ワイヤーアクションなどを得意とするなど運動神経万能。また英語はもちろん、中国語、韓国語にも通じ、今年元旦に放送した「芸能人格付けチェック! 2019お正月スペシャル」(テレビ朝日系)では、毎年恒例の高級品と安物を見分ける問題に対して、奇跡の通算58連勝を飾るなど、“一流”を見抜く眼も兼ね備えている。

人気ゲームのCGキャラに混じっても違和感なし!?

伝説のヴィジュアル系バンドMALICE MIZER(マリスミゼル)の2代目ヴォーカルとして活躍したGACKTが、俳優としても高い評価を得たのが2007年の大河ドラマ「風林火山」(NHK)で演じた上杉謙信。最強の戦国武将として「軍神」「毘沙門天の化身」とまでうたわれた謙信の人間離れしたイメージに、GACKTの浮世離れした存在感と鍛え抜かれた肉体美が見事にマッチした。

その「作り物的な人物像」はゲームとの相性も抜群で、2006年に発売された「ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII-」ではCGで作られたキャラクターに混じって、ほぼ実写で出演している。CGキャラに混じってもまったく違和感がないということで、当時ゲームファンの間で大いに話題となった。

そんなGACKTは重度の「ガンダム好き」として知られている。ガンダムの生みの親である富野由悠季監督とも親交があり、富野から直々のオファーで、『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』(2005年)のオープニングテーマ、「Metamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜」を制作している。

GACKTが二次元から生まれたキャラクターと見事な相性を見せるのも、自身のビジュアルや存在感といった視覚的な要素ばかりではなく、内面的にも二次元作品への感度に優れているからなのかもしれない。だからこそ役者としても唯一無二の個性を放っているのではないだろうか。

(文/猪口貴裕)

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