2019/02/06 11:45

NASA全面協力で実現した『ファースト・マン』のリアルな役作り

(C)Universal Pictures

月面着陸から50周年のアニバーサリーイヤーとなる今年。NASAによる月面着陸計画を描く、ライアン・ゴズリング主演『ファースト・マン』が今週末、2月8日(金)より公開となる。

キャスト陣が役になりきる上で必要不可欠だった

すでに発表されている今期の賞レースにおいては、映画界最高峰の祭典となる米アカデミー賞で録音賞、音響編集賞、視覚効果賞、美術賞4部門にノミネート。さらに、オスカーの前哨戦として注目されるゴールデン・グローブ賞では、クレア・フォイが助演女優賞にノミネートされ、『ラ・ラ・ランド』に続き本作でも作曲を担当したジャスティン・ハーウィッツが作曲賞を受賞、英アカデミー賞では助演女優賞、脚色賞など7部門でノミネートされたほか、世界各地の映画批評家賞で様々受賞するなど注目を浴びている。

ファースト・マン ライアン・ゴズリング

1969年7月、人類で初めての月面着陸に成功したアポロ11号船長ニール・アームストロングの人生と、偉業を達成するまでの苦悩と葛藤の日々を描き出す本作。『セッション』や『ラ・ラ・ランド』で世界中を席巻したデイミアン・チャゼル監督が初の実話映画として挑戦した本作では、まだ携帯電話すら無かった時代に前代未聞の計画へ挑んだ宇宙飛行士、スタッフたちの姿を劇中で忠実に再現するため、アポロ11号までのミッションとNASAに関するリサーチが徹底的に行われた。

ファースト・マン NASA協力

リサーチを進めるにつれ、チャゼル監督はケープ・カナベラルのケネディ宇宙センターとヒューストンのジョンソン宇宙センターでのオペレーションについても精通するようになったようで「素晴らしい経験だった。宇宙飛行士を演じる俳優全員にも直接経験してほしいと思った」と振り返っている。

ファースト・マン メイキング デイミアン・チャゼル監督

デイミアン・チャゼル監督

そんなチャゼルの熱い想いからニールを演じたライアン・ゴズリングをはじめ、宇宙飛行士やNASAのスタッフを演じる多数の俳優たちが宇宙飛行士のための訓練に参加。

ジョンソン宇宙センターでは宇宙飛行のための訓練、飛行制御、エンジニアリング、月面車への搭乗、月面歩行のシミュレーションなどを直に経験し、製作陣は「無重力と月の重力のシミュレーションを体験した。宇宙飛行士がどこで仕事や生活をし、何を食べ、どんな訓練を受けたかを見学することができた。キャスト陣が役になりきる上で必要不可欠だった」と、NASAの全面協力によって役作りの質が向上したことを明かしている。

ファースト・マン ジェイソン・クラーク

エド・ホワイトを演じたジェイソン・クラーク

アームストロング家の隣人として家族ぐるみで親しくなる宇宙飛行士のエド・ホワイトを演じたジェイソン・クラークは「NASAの職員はすごく熱心で、自分の仕事や宇宙事業における過去の業績に深い愛情を持っていた。演じる上で、そこに最も影響を受けたよ。月面着陸は歴史を変えた出来事だった。誇張ではなく、NASAで会った職員全員がこの偉業について細部まで知り尽くしていたんだ」と熱く語る。

ファースト・マン カイル・チャンドラー

ディーク・スレイトンを演じたカイル・チャンドラー

また、アポロ計画指揮官ディークを演じたカイル・チャンドラーも「実践的な感触を与えてくれるような装置を間近で沢山見物したり、触ったり、宇宙服に身を包んだことで、役になりきることができた」と当時の体験を振り返る。

ファースト・マン ライアン・ゴズリング

主演のライアン・ゴズリング

一方、役作りに徹底的にこだわることで知られるライアンも「ニール・アームストロング航空宇宙博物館や、NASAのケープ・カナベラルとヒューストンの基地の職員もすごく協力的だった。撮影現場には毎日専門家がいて、細かな助言をしてくれたんだ」と、その協力ぶりを明かしている。映画は2019年2月8日(金)より全国ロードショー。

(C)Universal Pictures



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