2019/02/09 12:00

ジェームズ・キャメロンが語る「SFにとって重要なこと」

(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界15の国と地域で翻訳された木城ゆきと原作による伝説の漫画『銃夢』。同作を長年に渡り映画化を切望してきた巨匠ジェームズ・キャメロンの製作・脚本で映画化する『アリータ:バトル・エンジェル』が、2月22日より公開となる。

アリータ:バトル・エンジェル

観客を引きつける“現実味のある世界”が重要

これまでに『タイタニック』(1997年)や『アバター』(2009年)など数々の伝説的作品を世に送り出してきた巨匠ジェームズ・キャメロンは本作を25年もの構想をかけて温めてきた。

『アバター』と言えば、衛星パンドラを舞台に壮大な世界観と本物のロケーション撮影のように雄大な映像で観客を驚嘆させたが、キャメロンは『アリータ:バトル・エンジェル』のスケールについて「惑星間の話になるので『アバター』よりも壮大かもね」と、『アバター』をも凌ぐ規模で描かれていることを示唆している。

アリータ:バトル・エンジェル サブ3

そんなスペクタクルな世界観を描く上でキャメロンは、SF作品において何にこだわっているのだろうか。「SFにとって重要なのは、まずは細部の創りで、次が世界観だ。SFのファンタジックな世界に観客を引き込むためには、現実に基づいた世界にしなければいけない」と、キャメロンは感情移入しづらい架空の世界ではなく、観客を引きつける“現実味のある世界”を描くことに細部までこだわる。

本作で描く舞台は、“支配する者”と“支配される者”の2つの世界に分断され謎めいた遠い未来。天空に浮かぶ空中都市“ザレム”と、廃棄物が堆積して山をなす荒廃した街“アイアンシティ”が存在する世界だ。

アリータ_ヒューゴ_ザレム_アイアンシティ

本作の世界観についてキャメロンは「遠い未来、人類の技術が発達し続け、世界は地下から空まで何層にも別れている。地上には荒廃したアイアンシティがあり、空には皆が行きたいと憧れる空中都市ザレムがある。そして更にその上にも別の世界が存在しているんだ」と、本作はかつてない世界観で描かれているという。

アリータ:バトル・エンジェル サブ2

キャメロンと共に本作を手掛けたプロデューサーのジョン・ランドーは、キャメロンのこだわった現実味を追及するために「目を奪うスペクタクルの中でも、その核となる感情的なアピールを決して忘れていない」と、アリータをはじめとする魅力的な登場人物たちに寄り添う感情描写という細部からアプローチしたす。また、本作の監督を務めたロバート・ロドリゲスも「スリルとユーモア、愛情にあふれ、誰もが共感できる人間関係が描かれているよ」と、本作の現実味に基づいたドラマを大切にしたことを語っている。

アリータ:バトル・エンジェル サブ1

スペクタクルな世界観の中でも、繊細な登場人物たちの心情描写やドラマにこだわったことが明かされた本作。心を持つサイボーグの少女アリータの成長を描くドラマティックなストーリーにも注目だ。映画は2019年2月22日(金)より全国ロードショー。

(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

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