2019/03/12 06:30

24歳にして女王の気品「シアーシャ・ローナン」の足跡

(『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』3月15日(金)、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー!)
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16世紀のイングランド&スコットランドを舞台に2人の女王の過酷な運命を描く『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(3月15日公開)。本作の主人公の一人であるスコットランド女王、メアリー・スチュアートを演じたのは、弱冠24歳にして3度のアカデミー賞ノミネートを誇るシアーシャ・ローナンです。彼女の俳優デビューから現在に至るまでの足跡を紹介します。

子役デビューからわずか4年でアカデミー賞ノミネート

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シアーシャは1994年にアメリカ・ニューヨークでアイルランド人の両親の元に生まれました。父親のポールはハリソン・フォード&ブラッド・ピット共演の『デビル』(1997年)や、サディウス・オサリヴァン監督の『私が愛したギャングスター』(2000年)などに出演した俳優です。そんな父の影響を受けてか、シアーシャは9歳で子役としてキャリアをスタートさせます。

2007年にはキーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ共演の『つぐない』でキーラの妹役に抜擢。小説家を夢見る多感な少女という役どころで、シアーシャの演技は高く評価され、13歳という史上7番目の若さで米アカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。

快進撃は止まらず!実力派女優としての地位を確立

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『つぐない』出演によって、一気に世界中の映画ファンに知られることとなったシアーシャ。2009年には『ロード・オブ・ザ・リング』&『ホビット』三部作のピーター・ジャクソン監督作『ラブリーボーン』で主演をつとめると、2011年には『つぐない』のジョー・ライト監督のサスペンス『ハンナ』で元CIA工作員の父親から戦闘技術を叩き込まれた少女を演じ、ハードなアクションにも挑戦しました。

そして、ニューヨーク・ブルックリンに移住したアイルランド人女性の姿を描いた『ブルックリン』(2015年)で初の米アカデミー賞主演女優賞にノミネート。『レディ・バード』(2017年)では両親との関係や恋、将来について悩む17歳の女子高生をユーモアたっぷりに好演し、2度目の米アカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たします。

24歳にしてすでにオスカーの常連となったシアーシャ。2017年には彼女の出世作となった『つぐない』の原作者、イアン・マキューアンの小説『初夜』を映画化した『追想』にも出演し、性的虐待を受けた過去を持つ女性を演じきり、実力派女優としての地位を確立しました。

マーゴット・ロビーとの気品あふれるバトルに注目!

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そんなシアーシャの最新作『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は、王位継承というしがらみや宮廷の陰謀に翻弄される、スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベスⅠ世の生き様や対立を描いた歴史ドラマ。

シアーシャ演じる女王メアリーは、0歳でスコットランド女王、16歳でフランス王妃、そして未亡人となり再び母国スコットランドの王位に戻るなど、激動の人生を送った人物です。そんな彼女の苦悩はもちろん、生まれながらの高潔さ、隣国イングランドの王位継承を主張する激情家な一面などをシアーシャは見事に体現しています。

また、メアリーと相対するエリザベスⅠ世を演じるのは、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017年)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたマーゴット・ロビーです。彼女との間で繰り広げられる、実力派同士の気品あふれる演技バトルにも目が離せません!

(文/スズキヒロシ・サンクレイオ翼)



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