2019/03/05 12:00

ジェームズ・キャメロンが明かす、最強の戦士・アリータの弱点とは?

(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

日本はもとより世界17の国と地域で翻訳された木城ゆきと原作によるSF漫画『銃夢』。長年に渡り映画化を切望してきたジェームズ・キャメロン製作・脚本で、『アリータ:バトル・エンジェル』として絶賛公開中だ。キャメロンは、“最強の戦士”アリータの弱点は、“愛する人たち”だと明かす。

アリータ:バトル・エンジェル サブ3

キャメロンは、25年前にギレルモ・デル・トロから原作を紹介され、斬新で創造的な世界観に夢中になり、すぐに映画化権を獲得。『アバター』(2009年)の製作と並行して脚本の執筆も自ら行った。そんな想い入れたっぷりの本作の主人公について「恐れがったくない人物を描くのはおもしろい。彼女のモットーというか、人生の座右の銘は“悪を目の前にして決して傍観しない”だ。何もせずにはいられないんだ」と記憶を無くし、サイバー医師のイドに拾われ、新しい身体で蘇ったアリータが悪に対峙した際の恐れを知らない姿勢について、楽しみながら脚本を書いたと明かす。

アリータ:バトル・エンジェル サブ1

そして、イドに娘のように見守られ、アイアンシティの人々と心を通わせながら成長していたある日、300年前の大戦で失われたテクノロジーで創られた“最強兵器”だったという逃れられない運命と封印されてたパワーに目覚めてしまうアリータだが「こういう人物の難しさは、弱さをどう描くかだ。彼女の弱点は愛する人たちだ。恐れることがあるとすれば、彼らに何か起こるのではと案じる時だけだ」と人の温かさに触れることで、人の心を持ち、彼らが危険にさらされることに一番心を痛めるとキャメロンは、弱点を明かす。

そして「物語の核は彼女が目覚めてから人々と築く絆と愛する人々のために戦う姿だ」とサイボーグの少女アリータが、心を持ち葛藤しながらも悪と戦う自身が魅了されたストーリーを明かす。そんなアリータは、身体的な強さだけではなく、内面的な心や精神の強さも持ち合わせており、その強さを表現できるのはサラザールだけだという。

アリータ:バトル・エンジェル

写真左からジェームズ・キャメロン、ローサ・サラザール

「ローサを見つけた時、ロバート(・ロドリゲス)と私がどれだけ大きく反応したかは言い表せない。10人の俳優が同じセリフを読む中で、明らかに1人違う。そんな感じだ」とサラザールの演技を絶賛する。強さだけでなく、「ラブストーリーは2人の相性にかかっている。素晴らしい出来だよ」と『タイタニック』では階級の差を超えた愛を、『アバター』では種族を超えた愛を描いてきたキャメロンも本作のサイボーグと人間の愛を見事に演じたサラザールとキーアン・ジョンソンの演技に太鼓判を押す。

『ターミネーター』シリーズのサラ・コナーや、『エイリアン2』のリプリーなど物語の進行に合わせて徐々に強さを身につけていく魅力的な女性キャラクターを生み出してきたキャメロン。だが、アリータについては「生まれながらに強さを持った戦士が、次第に心を持つようになる」という、これまでとは逆のキャラクター性に大いに興味を惹かれたというキャメロンが絶賛のサラザール演じるアリータ。キャメロンを虜にした心を持ったサイボーグの少女・アリータがどのように人々と絆を築き、愛する人たちのための戦いに身を投じていくのか、ぜひ劇場で確かめていただきたい。

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