2017/04/26 16:00

「光をくれた人」原作翻訳・古屋美登里、M・ファスベンダーの“目の演技”に感銘

 [映画.com ニュース] マイケル・ファスベンダーとアリシア・ビカンダーが夫婦役を演じたラブストーリー「光をくれた人」のトークイベントが4月25日、都内で行われ、原作小説「海を照らす光」の翻訳を手がけた古屋美登里氏が参加した。

 全世界で40以上の言語に翻訳されたM・L・ステッドマン氏によるベストセラー小説を、「ブルーバレンタイン」のデレク・シアンフランス監督が映画化。2度の流産を経験した灯台守のトム(ファスベンダー)と妻イザベル(ビカンダー)は、ボートで漂着した赤ん坊を自分たちの娘として育て始める。だが4年後、赤ん坊の本当の母親ハナ(レイチェル・ワイズ)が現れたことから、夫婦は良心の呵責(かしゃく)にさいなまれていく。

 古屋氏は「映画は、夫婦愛という1つの大きな幹で表現している。美しさだけでなく、自然の厳しさも出ている」と映画ならではの魅力を語り「1番心打たれたのは、ファスベンダーが暗い目をするところ。トムは第一次世界大戦の帰還兵で、多くの死を見てきた。虚空を見つめているシーンでは、人間の魂の暗さを一瞬の目の暗さで表現している」とファスベンダーの哀愁漂う演技に太鼓判を押した。一方、「小説版ではトムの父親が大きな役割を果たす」「トムと弁護士の会話がリアル」と映画では描かれない部分についても解説し「(原作)小説を読むと映画の見方がまた変わるし、映画を見てから小説を読むと『えっ』と驚くところがたくさんある」とアピールした。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

面倒見がよくなっている今日のあなた。下の人に声をかけたり助...もっと見る >