2017/05/30 13:00

イニャリトゥ監督による強烈なVR展、砂漠の越境者の過酷な現実を追体験

6月にはミラノで開催
6月にはミラノで開催

 [映画.com ニュース] 今年の第70回カンヌ国際映画祭のイベントのひとつとして、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督による展覧会「CARNE Y ARENA, Virtually Present, Physically Invisible」が開催された。展覧会というより、正確にはVRインスタレーション。撮影監督のエマニュエル・ルべツキがプラダ財団のサポートにより、ILMxLABとコラボレーションを果たし、最先端のVR技術を駆使して作った強烈なバーチャル・リアリティ映像だ。

 会場は飛行機の格納庫を改造しただだっ広い空間だが、中に入れるのは1度にひとりのみ。そこで6分半ほどのバーチャル映像を体験する。国境をテーマに、メキシコからアメリカへ越境する不法入国者たちの過酷な現実を、参加者たちは目の当たりにさせられる。

 まず会場のイントロダクションに目を通し、その後、案内に沿って最初のドアを開け待合室に入る。まるで独房のような小さく殺風景な空間で、部屋の片隅には実際にボーダーラインで拾われた、移民たちの落としていったぼろぼろの靴が散らばっている。自身も靴を脱いで待っているあいだ、ヘリコプターの騒音と振動が響いてきて、すでに臨場感満載だ。

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