2017/07/29 16:50

満島ひかりは“女優になるために生まれた” 永山絢斗と共演「海辺の生と死」封切り

舞台挨拶に立った満島ひかりと永山絢斗
舞台挨拶に立った満島ひかりと永山絢斗

 [映画.com ニュース] 満島ひかりの約4年ぶり単独主演映画「海辺の生と死」が7月29日、東京・テアトル新宿で封切られ、満島をはじめ共演の永山絢斗、井之脇海、川瀬陽太、津嘉山正種、メガホンをとった越川道夫監督が舞台挨拶に出席した。

 島尾敏雄氏の私小説「死の棘」に、同氏の妻である島尾ミホ氏の小説「海辺の生と死」や敏雄氏の短編小説「島の果て」などの内容を織り交ぜることで実写映画化へと結実。奄美群島・加計呂麻島(かけろまじま)を舞台に、ミホ氏をモデルにしたトエ(満島)と敏雄氏をモデルにした朔(永山)が出会い、結ばれるまでの鮮烈な時間を映し出した。

 着物姿で登場した満島は、「初日は映画と離れる日。悲しさと嬉しさが相まっています」と挨拶。奄美大島や加計呂麻島でも上映会が行われただけに、「ここにいる俳優以外は島の人が出演してくれた映画。奄美では、小学生役の子どもたちが来てくれました。成長して変声期を迎えている子もいましたし、『映画撮影はもう勘弁。眠れないから』『僕は案外俳優としてやっていけるかも』と言っていたり、すごくかわいかった」とほほ笑み、「トエは社会や戦争に負けずに愛を貫き生きた人。そして奄美は空もくもりがち、海も群青色で、かわいらしい女性のような島だと思っていました。そういった“女性性“を映せればと思っていました」と込めた思いを明かした。

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