2017/08/18 18:00

ALS発症した元アメフト選手追ったドキュメント「ギフト」 妻ミシェルが語る“6年間”

 [映画.com ニュース] 米ドキュメンタリー映画「ギフト 僕がきみに残せるもの」(8月19日公開)は、第1子誕生を数カ月後に控えた時期に難病ALSを宣告されたアメリカンフットボールの元スター選手スティーブ・グリーソンが、愛する息子に向けた1500時間に及ぶビデオダイアリーが基になっている。単なる同情を誘う難病ドキュメントではない。そこには見る者を奮い立たせるドラマがある。スティーブの妻ミシェル・バリスコが来日し、映画.comのインタビューに応じた。

 ALS(筋萎縮性側索硬化症)は運動ニューロンが侵され、次第に筋肉を動かせなくなる難病だ。診断後の平均余命は2~5年。気管切開手術の後に人工呼吸器を装着しなければ、次第に呼吸機能が衰え死に至る。翻って言えば手術と機器で延命は可能だが、多くの患者が周囲にかかる介護と医療費の負担を案じ処置を拒否するという。

 米NFLの伝説に名を刻んだスティーブといえど、病魔から逃れることはできなかった。ALSの宣告は、引退後の人生を謳歌する2011年1月に受けた。生まれてくる我が子とは、会話すらできないかもしれない。だから、父から子に贈るギフトとしてビデオダイアリーを残さなければ。「このビデオを撮るのは僕がどんな人間か、きみにわかってもらうため、できるうちにたくさん僕の姿を残しておくためだ。楽しみだ。早く出ておいで。今ならこの手で抱っこできる。愛してる」。映画は、スティーブのささやかだが、だからこそかけがえのない願いから始まる。

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