2017/08/24 16:30

アブノーマルなヒロインを演じたI・ユペール、鬼才バーホーベンのメガホンは「完璧で素晴らしい選択」

(C)2015 SBS PRODUCTIONS – SBS FILMS– TWENTY TWENTY VISION FILMPRODUKTION – FRANCE 2 CINEMA – ENTRE CHIEN ET LOUP
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 [映画.com ニュース]「ロボコップ」「トータル・リコール」など映画史に残る傑作を生み出した鬼才ポール・バーホーベンがメガホンをとり、主演のイザベル・ユペールが世界の映画祭で受賞、絶賛された話題作が8月25日公開する。これまでの映画には存在しなかったと言っても過言ではない、美しく成熟した大人の、アブノーマルなヒロインを熱演したユペールが、作品と鬼才とのタッグを振り返った。(取材・文/編集部 写真/間庭裕基)

 ゲーム会社のCEOを務めるミシェルはある日、自宅で覆面の男に襲われる。取り乱すことなく、防犯対策など現実的に対応し、泣き寝入りも被害者面もせず、自分の力で築きあげた生活を自分の思うがままに生きていくミシェル。しかし、犯人探しをするうちに、ミシェルの複雑な本性が明らかになっていく。

 劇中では暴力的なシーンも少なくないが、軽妙なユーモアを交えて見せており、本作が一流のブラックコメディとしての側面を持った作品であることがわかる。コミカルなシーンの大部分はユペール自身が提案した。「ユーモアの使い方について、私がかなりアイディアを出しました。撮影中と同じ印象を完成後の作品にも見ることができ、成功したと思います。ミシェルの状況を考えて、観客がセンチメンタルになってしまうと、様々なシーンで居心地が悪くなってしまうもの。ユーモアが入ると、観客が物語と距離を持つことができ、受け入れやすくなると思うのです。厳密に計算され、ユーモアがあり、作品そのものがあるべき位置に収まっています。この映画は、恋愛作品ではありません。主人公はレイプという暴力の後に、誰の支援もなしに、ひとりで復讐の計画を立てるのです。そういった展開もユーモアによって救われていると思います」

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