2017/10/01 14:00

まるで「アメリ」のお化け屋敷!ジュネ&キャロの展覧会がパリで開催

「アメリ」に出てくる証明写真のアルバム
「アメリ」に出てくる証明写真のアルバム

 [映画.com ニュース] ジャン=ピエール・ジュネといえば「アメリ」や「ロング・エンゲージメント」、最近では「天才スピヴェット」の監督として知られるが、「アメリ」以前にフランスで絶大な人気を集めた作品が、マルク・キャロと共同で制作した「デリカテッセン」と「ロスト・チルドレン」。「デリカテッセン」は1年以上にわたってロングランを続け、「ロスト・チルドレン」はカンヌ映画祭のオープニングを飾った。そんな伝説のコンビ、ジュネとキャロの個々の作品も含めたキャリアを振り返る展覧会がパリで開催になり、話題を呼んでいる。場所はアメリの舞台、モンマルトルはサクレクール寺院の麓だ。

 通常映画作家の展覧会といえば、シナリオやストーリーボードなどのドキュメント、もしくは映像作品がイメージされるものの、ジュネとキャロのコンビが特別なのは、ふたりとも大のオブジェ偏愛家であり、その作品には多くのユニークな装置が登場すること。とくにコレクターでもあるジュネの場合、自作以外の映画で使用されたものもコレクションしているほどで、手前味噌となるが、以前拙著「映画で歩くパリ」のためにジュネ監督に彼のオフィスでインタビューをしたとき、アンティークのカメラや50年代の映画のポスターなど、さまざまな貴重が所狭しと飾られているのに感銘を受けた覚えがある。そんな彼らの展覧会だけに、ここではデザイン画や衣装をはじめ、オブジェが中心となった、まるで「アメリ」のお化け屋敷を訪れるようなぞくぞくさせられる内容になっている。

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