2017/10/30 13:00

原恵一監督「エスパー魔美」は演出家としての信念貫いた原点「最後までブレなかった」

 [映画.com ニュース] 原恵一監督が10月29日、第30回東京国際映画祭の特集「映画監督 原恵一の世界」で、「エスパー魔美」のTOHOシネマズ六本木ヒルズでの上映後にトークショーを行った。

 上映されたのは、初めてチーフディレクターを務めたテレビシリーズの第54話「たんぽぽのコーヒー」と第96話「俺たちのTONBI」、映画デビュー作で「映画ドラえもん のび太のパラレル西遊記」の併映作だった1988年「エスパー魔美 星空のダンシングドール」の3作。約2年半続いたテレビシリーズからの選出は、原監督自らが行った。

 当時は20代後半でテレビの「ドラえもん」の演出を担当しており、チーフへの抜てきは異例だったが「絵コンテを描いたのが師匠と思っている芝山努さんで、演出の1人として参加したいと手を挙げたら、プロデューサーに昼飯に呼ばれてチーフと言われた。挑戦的なタイトルだったので、若い人にやらせてみようということだったと思う」と推察。しかし、「オンエアの初期は原作のエピソードを使っていたが、なくなっていくとオリジナルでストーリーを作り始めなければいけない。そうなると藤子・F・不二雄先生の素晴らしさを思い知らされた」という。

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