2017/10/31 22:15

原恵一監督、アニメと実写の垣根を越える柔軟な製作姿勢 根底にある“山田太一イズム”

アニメーションにそれほど 思い入れはないという…
アニメーションにそれほど 思い入れはないという…

 [映画.com ニュース] 原恵一監督による長編アニメ「カラフル」が10月31日、第30回東京国際映画祭内の特集企画「映画監督 原恵一の世界」で上映された。原監督は、映画評論家の町山智浩氏とともにTOHOシネマズ六本木ヒルズでのトークショーに出席した。

 直木賞作家・森絵都氏のベストセラー小説をアニメ映画化。天上界と下界のはざ間でさまよっていた“ぼく”の魂は、プラプラという名の天使から人生に再挑戦するチャンスを与えられ、自殺した少年・小林真の体に入り込む。真として生き返った“ぼく”が、真らしくない振る舞いを続けるうち、周囲の環境が少しずつ変わっていく。

 原監督は、アニメーションのみならず「はじまりのみち」などの実写作品も手がけており、その活動は多岐に渡る。町山氏が、本作に対し「ファンタジー的なものがないのですが」と指摘すると、原監督は「ファンタジー作品で、しかもアニメなので、いくらでも飛躍(した表現)はできたと思う。だが、あえてそういうことをしないで、実写みたいな感覚で作ろうと思った。シリアスなものを扱っているので、そのほうが良い映画になると思った」と告白。その意図を、「アニメの得意な要素をどんどん封印してやっていこうと思った。必要のない盛り上げはしない。家庭のなかの日常や、食事のシーンを丹念に描いて、家庭内のいびつな親子関係みたいなものを印象づけたかった」と説明した。

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