2017/11/02 21:40

石井裕也監督、「心の拠りどころ」である映画製作は「心地良い自殺願望」

登壇した石井裕也監督
登壇した石井裕也監督

 [映画.com ニュース] 池松壮亮と石橋静河がダブル主演した「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」が11月2日、第30回東京国際映画祭Japan Now部門で上映され、メガホンをとった石井裕也監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズでティーチインを行った。

 今作は、注目の詩人・最果タヒ氏による現代詩集を原作に、都会の片隅で孤独を抱えて生きる現代の若い男女の繊細な恋愛模様を紡いだ。死の気配を常に感じ、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる日雇い労働者・慎二(池松)と、看護師をしながら夜はガールズバーで働く美香(石橋)は、排他的な東京での生活にそれぞれ居心地の悪さを感じていた。そんなある日、2人は偶然出会い、心を通わせていく。

 石井監督は、慎二の片目が見えないという設定は「詩集を読んだときに最初に浮かんだイメージ」だと話し、「(原作に)何か見えないものを見ようとしている視線みたいなものを感じた。今回は、見るとか見ない、あるいは見えない、見ようとする、といったことがテーマになるなと。世界を半分しか見られない男、見ることを許されない男というのが最初のイメージでした」と今作のコンセプトを明かした。

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