2017/11/05 20:00

「ザ・ホーム 父が死んだ」は映画記者出身の監督の長編デビュー作

映画記者出身の監督の長編デビュー作
映画記者出身の監督の長編デビュー作

 [映画.com ニュース] 結婚して6年間、実家に戻らなかったひとり娘のサーイェが帰郷すると、父は死んでいた。ずっと身辺の世話をしてきた従弟のマジドは遺言どおり、その亡骸を大学病院に献体しようとするが…。宗教上の理由で献体を拒もうとするサーイェ、何かの秘密を嗅ぎ取っているらしく最終的には献体させたいマジド、献体を引き取りに来た大学職員のアーマーディを主要人物に繰り広げられる会話の応酬劇で、手持ちカメラが延々と人物の表情を捉えつづけていくところに、イラン映画特有の切迫した緊迫感がある。映画記者出身の監督の長編デビュー作であり、演出の際の意外な工夫ぶりからは非凡なものがうかがえる。

――本作はファジル国際映画祭でグランプリに輝き、NETPACアワードでも最優秀作品に選ばれた作品です。製作中にも手応えを感じていたのですか?

 アスガー・ユセフィネジャド監督(以下、ユセフィネジャド監督): 作っている最中は一所懸命に取り組んでいるだけでなんの感情も湧きませんでしたが、完成後に映画祭で上映され、批評家や審査員が選んでくれて、ようやく満足できる気持ちになりました(笑)。

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