2017/11/15 13:30

「光」の音楽を手がけたテクノの巨匠ジェフ・ミルズ、目指したのは「ぎくしゃく感」

大森立嗣監督とは、今回のコラボで お互いに刺激を受けたという
大森立嗣監督とは、今回のコラボで お互いに刺激を受けたという

 [映画.com ニュース] テクノ・ミュージックの巨匠として知られるジェフ・ミルズが11月14日、大森立嗣監督と共に東京・Apple銀座で行われたトークイベントに出席。自身が音楽を手がけた「光」について語った。

 井浦新、瑛太、長谷川京子、橋本マナミの共演で、人気作家・三浦しをん氏の小説を映画化。東京の離島・美浜島に住む中学生・信之は、交際中の同級生・美花を守るために殺人を犯してしまう。その翌日、島を大災害が襲い、信之、美花、幼なじみの輔と数人の大人だけが生き残る。25年後、妻子と共に暮らす信之(井浦)の前に輔(瑛太)が現れ、過去に犯した事件の秘密を握っていることをほのめかす。

 作曲を開始する前、本作のラッシュを見た段階で、「ぎくしゃく感はそのまま残して、パズルがぴったり合わない方がよいのではないかと考えた」とあえて音楽を異質なものとして使おうと考えたというミルズ。「スタジオには古いマシーンもあるんだけど、そういうものはおのずとチューニングが狂う。それをあえて使って、奇妙なトーンが生まれた瞬間を中心にして曲を作っていったんだ。音にまで人格があるようにできたんじゃないかな。登場人物の“意識”になったらいいと思って作っていた」と曲作りの内側を明かした。

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