2017/12/02 13:30

井浦新「光」で役にのめり込みすぎて記憶が飛んだ!橋本マナミ「新さんがぶっ壊れた」

共演シーンを回想
共演シーンを回想

 [映画.com ニュース] 井浦新と瑛太の共演で人気作家・三浦しをん氏の小説を大森立嗣監督が映画化した「光」(公開中)のトークイベントが12月1日、東京・新宿武蔵野館で行われた。井浦に加えてサプライズで出演者の橋本マナミも来場し、映画を見終えたばかりの観客からの質問に答えた。

 東京の離島・美浜島に住む中学生・信之は、交際中の同級生・美花を守るために殺人を犯してしまう。その翌日、島を大災害が襲い、信之、美花、幼なじみの輔と数人の大人だけが生き残る。25年後、妻子と共に暮らす信之(井浦)の前に輔(瑛太)が現れ、過去に犯した事件の秘密を握っていることをほのめかす。橋本は、信之の妻・南海子を演じている。

 本作は全編を通してひりつくような空気が充満している。井浦は、信之の娘が、父親が家に帰ってきたのを喜び、狂ったように「パパ! パパ!」と連呼するシーンを挙げて「(部屋の)外で聞いてて、背筋がゾッとしました」と述懐。「この映画には愛憎があり、そこで人を殺したり、大事な人を裏切ったり(する様子)が描かれているけど、監督が1番伝えたかったのは、人間の生命感との対比だと思う。大人は(裏切りや殺人の)世界に生きているけど、子どもは素直に喜びを全開で表す。命の躍動を表したんだと思う」と分析した。さらに、劇中に登場する岡本太郎の作品群、ローマ建国神話にちなんだ彫刻「カピトリーノの雌狼」などを引き合いに出し、「監督は言葉ではなくシンプルに答えを表してるんじゃないか」と考察。本作が持つ“深み”について、観客を前に思考を巡らせていた。

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