2018/03/02 15:30

ミヒャエル・ハネケ、「ハッピーエンド」は日本の事件からインスピレーション受けたと明かす

(C)2017 LES FILMS DU LOSANGE - X FILME CREATIVE POOL Entertainment GmbH - WEGA FILM - ARTE FRANCE CINEMA - FRANCE 3 CINEMA - WESTDEUTSCHER RUNDFUNK - BAYERISCHER RUNDFUNK - ARTE - ORF Tous droits reserves
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 [映画.com ニュース]「ピアニスト」「愛、アムール」のミヒャエル・ハネケ監督の最新作「ハッピーエンド」が3月3日公開する。難民が多く暮らすフランス北部の町に3世代で住む、裕福な一家が崩壊していくさまをジャン=ルイ・トランティニャン主演で描く。イザベル・ユペール、マチュー・カソビッツらが共演。家族のそれぞれの物語にSNSや難民問題も交えて現代社会を風刺するハネケ監督に話を聞いた。

--あなたの映画には家族を主題にしたものが多いですが、その理由を教えてください。

「家族とは社会の核であり、家族を語ることは同時にその集約である社会を描くことだからです。それにまた、家族の物語は観客にとっても共感しやすい。誰もが知っていることですし、繋がりを感じられるでしょう」

--フランスの英国海峡に面した街、カレーのブルジョワ家族の物語で、その背景には難民問題が描かれています。

 「映画のテーマは難民問題そのものではなく、それに直面した人々のあり方です。この家族の、いま世界で起きていることに対する無関心。彼らは自分たちの小さな問題にばかり捕われていて、社会の現実が見えていない。それを表現したかったのです。でも現代に生きる彼らを描くなら、いまヨーロッパで大きな問題となっている難民のことを取り上げるのは自然だと思いました。ただしカレーにとくにこだわりがあったわけではありません。ヨーロッパの難民のいる街ならどこでも舞台になり得たでしょう。映画作家としては、現代社会を描く限りいま起きていることを反映するのは自然であり、また義務でもあると思うのです」

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