2018/04/09 16:00

気まずさの極地…過激な“アート”にどう対応する?「ザ・スクエア」本編映像

モーション・キャプチャーの名優 テリー・ノタリーがパフォーマンス・ アーティスト“モンキーマンを演じる (C)2017 Plattform Prodtion AB / Societe Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS
モーション・キャプチャーの名優 テリー・ノタリーがパフォーマンス・ アーティスト“モンキーマンを演じる (C)2017 Plattform Prodtion AB / Societe Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS

 [映画.com ニュース]第70回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したリューベン・オストルンド監督作「ザ・スクエア 思いやりの聖域」の本編映像が公開された。とあるパーティで“アート”としてチンパンジーを演じる男の行動に、会場の気まずさが頂点に達する様子が映し出されている。

 「フレンチアルプスで起きたこと」で注目を集めたオストルンド監督が、アート界で成功を収めた主人公がさまざまなトラブルに見舞われる様子を、エレガントかつ痛烈な笑いを込めて描き、他者への無関心や欺瞞(ぎまん)、階層間の断絶といった現代社会の問題を浮き彫りにする。

 現代美術館の敏腕キュレーターであるクリスティアンは、すべての人が公平に扱われる「思いやりの聖域」をテーマにした参加型アート「ザ・スクエア」という地面に正方形を描いた作品を展示することを発表する。現代社会に蔓延るエゴイズムや貧富の格差に一石を投じる狙いがあったが、ある日、善行の隙に携帯と財布を盗まれたクリスティアンがとった行動は、同僚や友人、自らの子どもたちをも裏切るものだった。

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