2018/05/06 23:00

高坂希太郎監督作「劇場版 若おかみは小学生!」が仏アヌシー映画祭コンペ部門選出

世界最大のアニメ映画祭に正式出品 (C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/ 若おかみは小学生!製作委員会
世界最大のアニメ映画祭に正式出品 (C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/ 若おかみは小学生!製作委員会

 [映画.com ニュース] 「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「風立ちぬ」などの作画監督として知られる高坂希太郎が、「茄子 アンダルシアの夏」以来約15年ぶりに劇場アニメの監督を務めた「劇場版 若おかみは小学生!」が、フランスで6月11~16日(現地時間)に開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭2018の長編コンペティション部門に出品されることが決まった。

 本作は、累計発行部数300万部を記録する人気児童文学シリーズの映画化で、交通事故で両親を亡くした小学6年生の少女おっこが、ユーレイのウリ坊やライバルの秋野真月に助けられながら、温泉旅館「春の屋」の若女将として奮闘する姿を描く。現在テレビアニメ版が放送中。劇場版では、原作では描かれていない、おっこと両親の物語がつづられる。

 世界最大のアニメーション映画祭への正式出品が決まり、高坂監督は「私たちが手がけた『若おかみは小学生』がアヌシー映画祭に選出され、驚いています。私的には初の長編映画です。しかも女児向けで『カワイイ』が大きなファクターであるこの手の題材は、今まで接した事が無く、大きなチャレンジでした」と率直な思いを明かす。そのうえで、「日本よりまずフランスで、どの様な評価を頂くのか、スタッフ共々興味がやみません!」と興奮気味に語っている。

 同映画祭の長編コンペティション部門では、93年に宮崎駿監督の「紅の豚」、95年に高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」がグランプリを受賞しており、07年には細田守監督の「時をかける少女」、11年には原恵一監督の「カラフル」が特別賞を受賞している。また昨年は、湯浅政明監督の「夜明け告げるルーのうた」がグランプリ、片渕須直監督作「この世界の片隅に」が審査員賞に輝いた。

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