2018/05/11 16:00

「制限があるからこそクリエイティブになれる」隠れた社会問題描く「フロリダ・プロジェクト」監督に聞く

(C)2017 Florida Project 2016, LLC.
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 [映画.com ニュース]全編iPhoneで撮影した映画「タンジェリン」で高く評価されたショーン・ベイカー監督が、フロリダのディズニーワールド裏の安モーテルに暮らす貧困層の人々の日常を、6歳の少女の視点から描いた「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」が5月12日から公開される。来日したベイカー監督に話を聞いた。

 定住する家を失った6歳の少女ムーニーと母親ヘイリーは、フロリダ・ディズニーワールドのすぐ側にあるモーテル「マジック・キャッスル」でその日暮らしの生活を送る。ムーニーは同じくモーテルで暮らす子どもたちとともに冒険に満ちた日々を過ごし、管理人ボビーはそんな子どもたちを見守っていた。そんなムーニーの日常が、ある出来事をきっかけに大きく変わりはじめる。

--前作「タンジェリン」に比べて大きい制作費で製作された作品です。

 「組合と仕事をすることになるので、かかわる人数やルールも増えていきます。でも、基本的にアプローチは同じであろうと心がけました。もしかして現地で何か起きるかもしれない、ハッピーなアクシデント、サプライズ、取り入れられる余地を残しておきたかっのです。より大人数のコミュニケーションになってくるので、自分なりに学ぶことも多かったんです。もちろん、フィルムで撮れたことも大きいです。正直言って、予算はいくらあっても足りることはないというのが製作の現場ですが、今年のオスカーノミネート作でドキュメンタリー以外で、最もバジェットが低かったのがこの作品なので、まだまだ低予算映画の範疇だと思っています」

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