2018/06/30 19:30

瀬々敬久監督、作品の源は事象への「嫌な感じ」 寛一郎は芝居初挑戦の苦闘明かす

7月7日から公開
7月7日から公開

 [映画.com ニュース] 最新作「菊とギロチン」の公開が控える瀬々敬久監督と出演した寛一郎が6月30日、東京・早稲田大学で行われた講義「マスターズ・オブ・シネマ」にゲストとして登壇した。

 多彩な映像制作者たちを招き、映画の見方、映画のつくり方を学ぶ「マスターズ・オブ・シネマ」(講師:谷昌親氏)。本講義の前には、瀬々監督の「ヘヴンズ ストーリー」(前編)が参考作品として上映された。京都大学在籍時の“自主管理”の精神、ピンク映画助監督時代の経験が「自身の人間形成に大きく影響した」という瀬々監督。「青春の殺人者」「TATTOO<刺青>あり」を鑑賞した際に「映画は、実話と殺人との親和力が強い」という認識が芽生えたことで、実際に起きた出来事をモチーフとした作品を数多く手がけるようになったようだ。

 「黒い下着の女 雷魚」「HYSTERIC」を例に挙げて「(2作は)ロマンチシズムに犯罪者をとらえている。悪漢たちが“普通の社会”をうつという感覚に近い」と説明すると、「ヘヴンズ ストーリー」は「社会と個人のなかで、犯罪や事件を考えようとしていた。『2000年代は“復讐の時代”を生きている』という感覚から始まった作品」と告白。さらに、学生から「どのような問題に触れた時に、作品に投影したいと考えるのか?」と質問が飛ぶと「“嫌な感じ”がすること。言語化できないけど、生きているとそう感じることがあるはず。『なぜ、今自分は嫌な感じなのだろう』という疑問を突き詰めていった結果、その事象を映画にしようと考えますね。基本は全て“嫌な感じ”からスタートしています」と答えていた。

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