2018/09/08 10:00

藤竜也と中国人俳優がダブル主演「コンプリシティ」海外版予告

トロント映画祭にも出品される近浦啓監督の長編デビュー作 (C)2018 Creatps / Mystigri Pictures
トロント映画祭にも出品される近浦啓監督の長編デビュー作 (C)2018 Creatps / Mystigri Pictures

 [映画.com ニュース]中国人俳優ルー・ユーライと、名優・藤竜也を主演に迎えた、日本と中国の国際共同製作映画「コンプリシティ(英題)」が、10月4日から開催される第23回釜山国際映画祭アジアの窓部門への正式出品が決定、このほど海外版予告が公開された。予告編は詩的な映像で展開し、事情を抱えた主人公の中国人青年が、日本の地方都市の農村部で懸命に生きようとする姿、故郷と日本での主人公の様々な人間関係が切り取られている。

 近浦啓監督の長編デビュー作。技能実習生制度、外国人の不法滞在などの社会問題と、異国の地でもがきながら生きていく一人の若者の姿を普遍的な物語として描いた。近浦監督は、短編映画「SIGNATURE」が昨年の同映画祭の短編映画部門にノミネートされており、今回が2度目の出品となる。昨年、関東近郊、山形県、中国河南省で撮影された。赤坂沙世、松本紀保が共演。

 中国から技能実習生として日本に働きに来たチェン・リャンは、研修先企業から失踪し、不法滞在の身となる。故郷の母に真実を告げられず、研修を続けていると偽りながら、斡旋される窃盗に手を染めていた。そんな中、ひょんなことから他人になりすまして山形の小さな蕎麦屋に住み込みで働き始めることに。厳格な店主・弘と娘の香織がきりもりする蕎麦屋で弘に怒鳴られながらも出前をこなす日々。ある日、チェンリャンは、出前先のアトリエで葉月という女性に出会う。

 「コンプリシティ(英題)」は2019年劇場公開予定。

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