2018/09/23 14:00

有村架純の心に芽生えた「なんて愛しいんだろう」という真っ直ぐな気持ち

取材に応じた有村架純
取材に応じた有村架純

 [映画.com ニュース] もしもあの時に戻れることができたなら――そうした後悔の念は誰しも抱えるものだが、そんな“もしも”が叶う喫茶店が、映画「コーヒーが冷めないうちに」に登場。この不思議な喫茶店「フニクリフニクラ」を舞台にした本作で、有村架純は主演の時田数を演じている。本作のメガホンをとった塚原あゆ子監督は、自己主張をせず物静かでありながら、それでいて目をひく有村の存在感を「主演をやる人の天賦の才」と評しているが、彼女自身はこの役を演じるにあたり「悩むことが多くてしんどかった。でもそういうことができる現場は楽しかった」と振り返る。25歳の今、彼女が感じる「演じることの楽しさ」とは何なのか、話を聞いた。

 「4回泣ける」と話題を集めた川口俊和のベストセラー小説を映画化した本作は、喫茶店に集う人たちが織りなす4つのエピソードからなる珠玉のファンタジードラマ。有村演じる数が淹れる一杯のコーヒーがきっかけで、人々は過去や未来へとタイムスリップする。心に秘めた思いを隠しながら人々を見守る、という役を演じるにあたり、有村には心の中の葛藤を表現する受け身の演技が要求された。「苦しかったですね。数はなかなか自分の本当の気持ちを吐かないので、撮影中はなかなか発散できなくてしんどかった。わたしはわりとそういう引き算の芝居をすることが多いんですが、それでも役によってアプローチは違う。特にこの映画は材料がない中で演じることになったので、どれが正解なのか分からずに悩んでいました。だから監督からのOKが励みになりましたね。最近は女優としていろいろな経験をさせてもらう中で、できることも増えてきましたし、それももちろん成長のひとつだとは思います。でも、わたしはもっと悩んでいたいし、そういった意味ではいい現場だったなと思います」。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

あなたの持つ感受性が注目される日。作品づくりをしてるなら発...もっと見る >