2018/11/01 12:00

「詩人」監督&キャストが描いた、個人の運命が時代のうねりの中で漂流していくさま

 [映画.com ニュース] 鉱山で働くリー・ウー(チュー・ヤーウェン)は、詩人として大成することを夢見ている。妻のチェン・フイ(ソン・ジア)がガリ版で刷った詩集が認められ、ようやく名をなすが、改革開放政策が進むと人心も様変わりし、しだいに名声を失っていく。「ようこそ、羊さま。」(2004)で海外映画祭受賞経験のあるリウ・ハオ監督が10年来企画を温めてきた本作は、夫婦愛をベースに、時代に翻ろうされる中国民衆の姿を描いた力作。念願の作品を引っさげて来日した監督と、甲斐甲斐しい妻を演じたソン・ジア、主役の詩人を演じたチュー・ヤーウェンに話を聞いた。

――これは釜山映画祭の企画コンペで、05年に表彰された作品です。完成まで苦労されましたね。

リウ・ハオ監督(以下、ハオ監督):釜山プロモーション・プラン(PPP)で1位に選ばれて賞金をもらいましたが、それだけでは足りず、出資者をさがしていました。その後、上海映画祭の脚本コンペでも特別賞を獲得して、ようやく注目されるようになりました。一般的な商業作なら資金集めは簡単ですが、文芸作品の場合そうではありません。ここにいる、名のある実力派俳優の出演が決まり、資金集めもだいぶ楽になりました(笑)。

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