2018/11/03 06:00

ありのままのパリを描いた「アマンダ」監督&プロデューサーに聞く

 [映画.com ニュース] 前作「この夏の感じ」(2015)が第4回ボルドー国際インディペンデント映画祭のグランプリを受賞したミカエル・アース監督が脚本も手がけた「アマンダ」。コンペティション部門で最高賞の東京グランプリ、最優秀脚本賞 Presented by WOWOWの2部門を制した今作は、パリで便利屋をしている青年ダビッドと、突然の悲劇で母親を失った彼の姪アマンダの日常を描いたもの。愛する人を突然失った少女と若者。そのふたりに注がれる視線がこの上なく優しくて、静かな感動を誘う。

--ダヴィッドの姉にしてアマンダの母親は、テロの犠牲者という設定ですが、脚本を描くきっかけとなったのは実際に起こった15年のパリ同時多発テロ事件ですか?

ミカエル・アース監督(以下、アース監督):それもひとつの出来事ではありますが、それだけがきっかけとは言えません。テロ事件も含め、僕の周りで起こっているいろいろな出来事や出会いが積み重なって、こういう映画が作りたいと思うようになったのです。いちばん強く思ったのは、パリの現在を描きたいということ。パリの儚さ、脆さ、負った傷、エネルギー、人々の人生……。ありのままのパリを描きたかったのです。そしてもうひとつ描きたかったのは“父性”です。まだ大人になりきれない子ども=ダビッドが少しずつ父性に目覚め、小さな子ども=アマンダと寄り添って成長していく姿を描きたいと思いました。

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