2018/11/03 11:00

「翳りゆく父」に影響を与えた作品は「ミツバチのささやき」

 [映画.com ニュース] 事故で母親を亡くした少女ダルヴァ。悲しみに暮れる彼女を、父親はどう扱っていいのか全く分からず、苛立ちばかりを募らせてしまい、2人の間には会話が成立しないほどに。やがてダルヴァは、超自然的なことを信じていた母と叔母の影響で、おまじないごとに執心する。そして、彼女は母親を生き返らせることが、唯一の希望となっていく。幼く無垢(むく)な子どもだからこそ、超自然的現象に憧れてしまう気持ち。それは誰もが通ってきた通過儀礼のようなものだ。その感情を、ダークに、そして名作のホラー映画への敬愛を込めて作られたのが「翳りゆく父」だ。

--この脚本を映画化すること自体、難しいものだったと思うんですけども、監督はなぜこの題材を選んだんでしょう。また、プロデューサーがこれにゴーサインを出した決め手は何ですか。

ガブリエラ・アマラウ・アウメイダ監督(以下、アウメイダ監督):私の映画作りへのアプローチはいつもこうで、とてもパーソナルなところから着想しています。友達にはよく、「君は思考がシュールだね」と言われるのですが、私はいたってリアルな思考だと思っていて、このような人間性を描く作家なんだと自分では思っています。脚本は、サンダンス・インスティテュートのラボに参加して書いたものです。サンダンスでは、脚本家のラボと監督のラボに参加をしたのですが、私が書いたこの脚本に対しては非常にレスポンスがよく、ジャンルをあえてミックスしているからこそ選んでもらえたんですね。リスクを伴う映画ですから、サンダンスの後ろ盾は非常に心強かったです。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

意見を押し通したくなる日。仕事面ではプラスだけど、プライベ...もっと見る >