2019/02/01 15:00

イ・チャンドン、村上春樹原作の「バーニング 劇場版」は愛弟子の提案&脚本で実現したと明かす

(C)2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
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 [映画.com ニュース] 第71回カンヌ映画祭国際批評家連盟賞受賞作で、名匠イ・チャンドンが村上春樹氏の短編小説「納屋を焼く」を原作に、舞台を現代の韓国に移して物語を大胆にアレンジした「バーニング 劇場版」が公開された。映像化が難しいといわれる村上作品を見事に換骨奪胎し、韓国の若者の失業や格差など、社会問題も織り交ぜたミステリードラマに仕上げたイ監督が、映画化までの道のりを語った。

 「シークレット・サンシャイン」「オアシス」などの傑作を発表してきたイ監督にとって、8年ぶりの新作だ。その間、後進育成にも力を入れており、「冬の小鳥」ウニー・ルコント、「私の少女」チョン・ジュリらの作品でプロデューサーを務め、若手監督を育て上げてきた。今作の共同脚本としてクレジットされているオ・ジョンミ氏も、イ監督とは師弟関係にある若手脚本家だと明かす。

 「彼女は私が映画の大学で教えていたときの生徒で、優秀な人たちが集まる大学の中でも、顕著に創意工夫性を持つ人物だと評価していました。彼女はもともとは文学と演劇を専攻し、その後映画の勉強をしに学校に来たので、もともと物語作りの素養があったのです。広くて分厚いベースがあり、私と話が通じるので一緒に作業をすることになりました。たくさんの会話を通して、私の伝えたいこと、悩んでいることを最も理解してくれる人です。この作品は、若い人に関する物語なので、私が持っていない部分を、彼女が満たしてくれました。そもそも村上春樹さんの小説で映画を撮ったらどうかとアイディアを出してくれたのも彼女だったのです。オリジナルはもちろん村上春樹さんの原作ですが、映画化する上でのオリジナリティの部分は彼女によるところが大きいのです」

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