2019/02/22 20:00

「女王陛下のお気に入り」の“仕掛け”は撮影手法にあった!メイキング&解説映像公開

広角レンズで窮屈さを演出した (C)2018 Twentieth Century Fox
広角レンズで窮屈さを演出した (C)2018 Twentieth Century Fox

 [映画.com ニュース] 第91回アカデミー賞で作品賞をはじめ9部門10ノミネートを果たした「女王陛下のお気に入り」(公開中)の特別映像が公開された。広角レンズを用いた斬新な撮影方法について、キャストとスタッフが語っている。

 本作は、「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」などのヨルゴス・ランティモス監督が、18世紀イングランドの王室を舞台に、女王と彼女に仕える2人の女性の入り乱れる愛憎を描く人間ドラマ。第91回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞(オリビア・コールマン)、助演女優賞(エマ・ストーンとレイチェル・ワイズ)、脚本賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣装デザイン賞にノミネートされた。

 特別映像では、コールマンが「どのショットも切り口が斬新で美しい」、ストーンは「広い画角の中に小さな人間がいて、世界が歪んでいるような異様な雰囲気なの」とそれぞれ本作ならではの独特な映像を絶賛する。

 撮影監督のロビー・ライアンは「監督のこだわりで、広角レンズで窮屈さを演出した。絵画のようで逃げ場がない感覚になり、この不条理さが物語の核になる。非常にやりがいのある撮影だった」と説明し、ランティモス監督は「超広角レンズの映像が、いびつな世界観を引き立てる。広い空間に数人しかいなければ、どんなに金持ちでも囚人のように見える」と、本作の核ともいえる映像へのこだわりを明かした。

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