2019/03/29 07:00

ロブ・ライナー監督がイラク侵攻の真実を今、映画化する理由

(C)2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 [映画.com ニュース]「スタンド・バイ・ミー」「最高の人生のつくり方」など良質な人間ドラマで知られる名匠ロブ・ライナー監督の新作「記者たち 衝撃と畏怖の真実」が公開された。イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在に疑問を持ち、真実を追い続けた実在の新聞社「ナイト・リッダー」の記者たちの奮闘を描いた作品だ。来日したライナー監督が作品を語った。

--イラクに大量破壊兵器はなかったという事実、当時のホワイトハウスとマスコミの関係など、なぜ今このタイミングで映画化したのでしょうか。

 「2003年からもやもやした気持ちがあり、その後、政府は9・11前からイラク侵攻を行うと決めていたという事実を様々なエビデンスから確信しました。アメリカ史上最悪な大惨事につながった外交政策、なぜそんなことが起こり得たのかを映像で形にしたかったのです。今、メディアがかつてないほど攻撃されていて、世界中を見ても独裁者が台頭しています。自由で独立したメディアが抑圧されると、真実が一般市民に届きません。結果的に我々一般市民が経験していることを反映するような作品になりました。自由で独立したメディアがなければ、民主主義というものは存続できないと僕は信じているし、現在のドナルド・トランプ大統領はメディアは民衆の敵と呼んでいる。そのような今だからこそ、闘わなければと思ったのです。企画当初はもちろん意図していませんでしたが、ある意味タイムリーな作品になってしまったのです」

今日の運勢

おひつじ座

全体運

考えすぎて神経質になってしまいそう。周囲の影響にも敏感なの...もっと見る >