2019/04/20 22:45

ゴーストライターをさせた夫を踏み台に!? 奔放に生きた女流作家とベルエポックのパリを仏文学者が解説

 コレットが生きた時代は、女性が自分の才能を生かせる職業に就くことは難しく、教育を受けてもその後は結婚か高級娼婦かというくらいしか選択肢がなかったそう。コレットはウィリーとの結婚で自身の才能を開花させた後、同性の恋人を持ったり、ウィリーと離婚後も数回結婚を経験するなど、ありのままの自分を貫いて生きた。鹿島氏は「高級娼婦はインテリの“入り口男”で教養を身に付け、財力のある“踏み台男”で社交界に入ることができる。コレットの場合は、ウィリーと結婚して入り口男と踏み台男が同時にやってきた」と例えた。

 山崎氏が劇中でコレットが自転車に乗るシーンを挙げると、鹿島氏は「どこにでもいける自転車は、フェミニストが女性を解放する自由の象徴として定義された。ベルエポックの時代はコルセットをつけたまま乗っていた」と話す。また「娼婦にとって男性との関係は仕事。愛は女同士で求め合い、高級娼婦にレズビアンが多かった」というトピックも披露した。

 「コレット」は5月17日から、TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館他全国公開。



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