2019/05/23 09:00

「アベンジャーズ エンドゲーム」ヒットの理由は “競合作品”への見解も聞く

 さらに世界興行収入で「タイタニック」(1998)を超えたという事実は、マーベルファンではない観客の行動変容をうながしたそうだ。「母親がレディースデーに見に行ってきた、という声も上がっていました。あのころ感動した『タイタニック』以上の興収ならば、どれだけ面白いんだろう、と興味を持ってもらえたようです」。

 一方で日本でのヒットについて、目黒氏は「マーベル・スタジオはファンを喜ばせることを第1に考えています。だからこそ、心のこもったストーリーが展開できるのでしょう。そのことを日本のお客様に伝えるのが我々の仕事。(『アベンジャーズ』第1作公開の)2012年以降、ただひたすら日本で1人でも多くのお客様にお届けし、ブレイクさせたいと、ディズニー・ジャパン全体が取り組み、さまざまな角度からエンジンをブンブンふかした結果、ここにきてティッピングポイント(閾値)に到達した感覚があります」と明かす。

 映画のみならず、キャラクターグッズの開発やテレビ放送など、ディズニー・ジャパン全体が継続して注力したことも大きな要因だ。グッズやファッションなどがいたるところで販売され、「MARVEL」のロゴやキャラクタービジュアルは、いまや見ない日がないほど日常に溶け込んでいる。タッチポイント(接点)を増やすことにより、遠く離れたアメリカのヒーローにも親近感が芽生えていく。親近感のつぼみは年数を追うごとに大きくなり、やがて愛情という大輪の花を咲かせたと言える。

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