2019/07/07 07:00

【中国映画コラム】上海国際映画祭の熱狂に見た! 日本映画が内包する「ダンガル」級の“奇跡”の可能性

「ダンガル きっと、つよくなる」中国版ポスター
「ダンガル きっと、つよくなる」中国版ポスター

 北米と肩を並べるほどの産業規模となった中国映画市場。注目作が公開されるたび、驚天動地の興行収入をたたき出していますが、皆さんはその実態をしっかりと把握しているでしょうか? 中国最大のSNS「微博(ウェイボー)」のフォロワー数262万人を有する映画ジャーナリスト・徐昊辰(じょ・こうしん)さんに、同市場の“リアル”を聞いていきます!

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 今回注目してみたいのは、中国最大の国際映画祭「上海国際映画祭」。22回目となる今年は、6月15日~24日の期間に開催されました。日本映画は59本上映されたのですが、チケットはほぼ売り切れ状態。一体なぜ、日本映画がこれほどの人気を誇るのでしょうか。その理由を紐解いていきましょう。

 まずは、第22回の概要を説明しましょう。例年通り約50の部門に分かれ、500本ほどの作品が上映されました。4K修復部門では、ホウ・シャオシェン監督の名作「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のワールドプレミア上映が行われたんですが、なんとチケット販売開始から数秒で完売。チケット1枚を2000元(約3万円)で売りさばこうとする転売屋も現れていました。

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