2019/07/20 10:00

「パリ、テキサス」から最新作「世界の涯ての鼓動」まで ベンダース監督傑作特別動画

最新作「世界の涯ての鼓動」のベンダース監督 (C)2017 BACKUP STUDIO NEUE ROAD MOVIES MORENA FILMS SUBMERGENCE AIE
最新作「世界の涯ての鼓動」のベンダース監督 (C)2017 BACKUP STUDIO NEUE ROAD MOVIES MORENA FILMS SUBMERGENCE AIE

 [映画.com ニュース]映画史に刻まれる傑作を生み出し続けるドイツの名匠ビム・ベンダース。長編監督デビュー50周年を記念し、代表作「パリ、テキサス」(84)、「ベルリン・天使の詩」(87)、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(99)、そして8月2日公開の最新作「世界の涯ての鼓動」の名場面を切り取った特別動画が公開された。

 最新作「世界の涯ての鼓動」は、ジェームズ・マカボイとアリシア・ビカンダーが共演し、ロマンティックな美しさをたたえたノルマンディーの海岸、人類の原風景のようなグリーンランドの広大な海、砂に包まれた峻厳な南ソマリアを舞台に描く、狂おしくも切ない極限下のラブサスペンス。

 「70年代からベンダースを見続けてきた」という映画評論家の樋口泰人氏は、最新作「世界の涯ての鼓動」について、「70代や80年代のイメージとは違う印象で、最初は驚いた。でもそれは、ベンダースが常に新しい事に挑戦をし続けているからだ」という。特に「劇中で2人が見つめ合うシーンは、映画史上でもめったにみられない、まさに恋に落ちた人間たちの瞳と瞳の触れあいが描かれている。それは『まわり道』(75)や『ベルリン・天使の詩』にも共通すること。字幕を読まないで、ひたすら彼らの目に注目して欲しい。ストーリーで見せようとする監督は多くいるが、ベンダースは、“相手を見つめる顔”で全てを語る。そんな監督は世界に何人もいない」と太鼓判を押す。

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