2019/09/06 15:46

ベネチア映画祭終盤、ポランスキー新作と「ジョーカー」が高評価

 「Martin Eden」はジャック・ロンドンの原作「マーティン・イーデン」を、イタリアを舞台に置き換え、労働者階級から独学で作家となった主人公を描く。これが長編二作目となるピエトロ・マルチェッロ監督のスタイルは、初期のベルトルッチやパゾリーニを彷彿とさせるようなエネルギーに満ち、原作の力強さ、そして骨太な魅力を放つ俳優、ルカ・マリネッリの魅力と相まって観る者の心を揺さぶる。イタリアからまた新世代が登場した印象だ。

 かたやベテランのソダーバーグは、社会的なテーマとエンターテインメント性が融合した彼らしい快作。「パナマ文書」で問題になったオフショア金融業界を舞台に、富裕層によるタックス・ヘイヴンと、複雑なシステムの犠牲となる庶民の対比を、コミカルなトーンのなかにも辛辣さを込めて描く。メリル・ストリープ、ゲイリー・オールドマン、アントニオ・バンデラスらベテラン・キャストのアンサンブルも見応えがある。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

家で好きなことに没頭しよう。ペットと遊べば時間を忘れそう。...もっと見る >