2019/09/14 09:00

「雪の轍」ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督最新作「読まれなかった小説」予告編

「読まれなかった小説」ビジュアル (C)2018 Zeyno Film, Memento Films Production, RFF International, 2006 Production, Detail Film,Sisters and Brother Mitevski, FilmiVast, Chimney, NBC Film
「読まれなかった小説」ビジュアル (C)2018 Zeyno Film, Memento Films Production, RFF International, 2006 Production, Detail Film,Sisters and Brother Mitevski, FilmiVast, Chimney, NBC Film

 [映画.com ニュース]第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された、トルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の最新作「読まれなかった小説」の本ビジュアルと予告編が公開された。

 前作「雪の轍」で第67回カンヌ国際映画祭パルムドールを獲得、これまでにカンヌで8賞、世界中で93の賞に輝くトルコの巨匠が、知人の物語に魅了され、監督自身の人生も反映させて完成させた今作は、1冊の小説を巡る父と息子の軋轢と邂逅の物語。

 予告編は、トルコの美しい港町を舞台に、作家を夢見る息子シナンが重い足取りで地元に帰郷するシーンからスタート。シナンは競馬好きな教師の父イドリスを嫌っている。シナンは小説を出版するために地元で奔走するものの困難にぶつかる様子が切り取られている。バッハの旋律に乗せ、ギリシア神話のトロイの木馬、シナンが唇を重ねる美しい黒髪の女性、いびつな野生の梨の木が登場、純文学のような世界観を予感させる。

 また、映像内では「作家を目指す青年と、人生の失敗者とされる父。この古典的な構図の中を痛々しくて美しいエピソードがいくつも流れゆく。そして最後、黒い犬に導かれるように、カタルシスが訪れる」という、作家の池澤夏樹氏のコメントも紹介されている。「読まれなかった小説」は、11月29日から新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開



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